カテゴリー「Windows」の記事

2013年6月14日 (金)

Boot Campで画面が暗くなったその訳は…

三日前に発売された MacBook Air (11-inch, Mid 2013) を即日入手した。早速 Boot Camp アシスタントを使って Windows 8 をインストールしたが、Boot Camp ドライバーをインストールした途端、画面が暗くなった。

インストールされた Intel Graphics ドライバーに問題があるのかと思い、いろいろ設定をいじってみたが、改善されなかった。

ところが、さきほど、ふとその原因が「環境光センサー」にあるのではないかと思い至った。調べたところ、 MacBook Air の環境光センサーはディスプレイの上部、カメラの左横にあるとのことだった。筆者の MacBook Air のその場所をよく見ると、部屋の電灯の光がとある遮蔽物により遮られていて、常に影を落していた。

そこで、その影の源となっている遮蔽物を取り除いてみた。案の定、すぐに画面が明るくなった(苦笑)。

(断っておくが、普通の使い方をしていたらそんなところに絶対に影は落ちない(笑)。筆者のこのケースはあまりにも例外的な状況下での話である)

不思議なのは、MacBook Air を OS X で起動するとそのような現象は起きないことである。推測するに、どうも OS X には MacBook Air のディスプレイを環境光に応じて自動調整する機能はない一方で、Boot Camp ドライバーにはその機能が含まれているため、Windows で起動した時だけ画面が暗くなる、ということらしい(アップル社のサイトを見ても、 MacBook Air には「環境光に応じてキーボードのバックライトを調整する機能がある」とは書かれているものの、ディスプレイにそのような機能があるとは書かれていない)。

つまり、皮肉なことに、この点に関してはアップル社の自前の OS よりも他社の OS のほうが機能が勝ってしまっているようだ(苦笑)。そして、そのような意外な差異が、結果として今回の問題の解決を遅らせる要因になったのである(まさか、OS X では働かず Windows でのみ働くハードウェア機能が Mac 上に存在するとは、普通予想しないだろう)。

いずれにしても、Boot Camp で画面が暗くなるこの問題は、環境光センサー上に影を落とさないようにするという、誠に常識的な方法で解決を見た。


ちなみに、これと同じ現象が MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) でも起こっていた。どうやらそれも環境光が原因だった可能性が高い。だがその時、筆者は単に古い NVIDIA ドライバーにダウングレードすることで対処していた。おそらく、その古いドライバーには偶然、環境光によって明るさを調整する機能がなかったか、もしくは働かない不具合があったため、「解決できた」と思い込んでいたのだと思う(苦笑)。


余談だが、MacBook Air (11-inch, Mid 2013) に Windows 8 64bit 版をインストールした場合の「エクスペリエンスインデックス」のスコアは「5.6」である。最低値はグラフィックスの「5.6」、最高値は内蔵ディスクのパフォーマンス「8.1」である。

2013年5月30日 (木)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010+Windows 8のSMバスとコプロセッサー

MacBook Pro 13-inch Mid 2010上でWindows 8」で述べているように、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に手動で Windows 8 をインストールし、Boot Camp ドライバーをインストールした場合、デバイスマネージャーを開くと、「SM バスコントローラー」という項目と「コプロセッサー」という項目に「!マーク」(異常マーク)が付く。

この問題は、以下の方法で「SM バスコントローラー」と「コプロセッサ」のドライバーをインストールすれば解決する。

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2013年3月15日 (金)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010上でWindows 8

残念なことに、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) は公式的には Windows 8 に非対応となっている(ちなみに、2011年以降の MacBook Pro、および 2010年の 15 inch と 17 inch は正式対応している)。

だが、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) の OS X に付属している「Boot Camp アシスタント」で Windows 用のパーティションを作成して Windows 8 を手動でインストールすることはできる。

ドライバー類に関しても、筆者が試した限りでは、Boot Camp アシスタントでダウンロードした Boot Camp ドライバー(バージョン 4.0.4033)をインストールすればほぼ問題なく動作する。

但し、画面が暗くなってしまう、Wifi(無線LAN)の通信速度が遅いという問題がある。それらに関しては、アップル社の公式サイトから Boot Camp バージョン 5 をダウンロードし、その中から手動で NVidia グラフィックドライバーと Broadcom Wifi ドライバーをインストールすれば解決する。

それ以外の点では、F1、F2 キーで画面の明るさを調整することができない、光学ドライブのイジェクトボタンを押しても画面中央に「イジェクトマーク」が表示されない、という問題もある。これらは解決不可。但し、画面の明るさ調整は「NVIDIA コントロールパネル」で行うことはできる。


(追記2013/05/30)
その上に、デバイスマネージャー上で「SM バスコントローラー」と「コプロセッサ」の二項目に「!マーク」(異常を知らせるマーク)が表示されるという問題もあるが、NVidia Chipset ドライバーをインストールすることで解消できる。詳細は当サイトの記事「MacBook Pro 13-inch Mid 2010+Windows 8のSMバスとコプロセッサー」を参照。

(追記2013/06/22)
画面が暗くなったのは、ドライバーの問題などではなく、単に筆者が「環境光センサー」に光が届くのを遮ってしまったからだった可能性が高い(苦笑)。すでに MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) を売却してしまったため、今となっては検証のしようがないが。

2012年11月 5日 (月)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010+Window 8の無線LAN

(注記:以下の記述は Windows 8 に正式に対応した Boot Camp ドライバーがリリースされる前の時点(2012年11月5日)での話である。今後、正式に Windows 8 に対応したドライバーがリリースされたら、以下の記述は意味をなさなくなる)

MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Window 8 64bit 版をインストールした場合、Wifi (無線LAN) の通信速度がすごく遅いことがわかった。Windows 7 だった頃の10分の1ほどの速度しか出ていない。

調べたところ、Windows 8 に標準添付されている Broadcom BCM43XX 用のドライバーのバグによるものとのこと。解消するにはドライバーをダウングレードする必要がある。

Boot Camp 4.0 に同梱されている Windows 7 用の Broadcom BCM43XX ドライバーは Windows 8 標準添付のものよりも古いので、それを用いればダウングレードが可能である。

その手順を概略だけ述べると、まず、Boot Camp ドライバー群の中から Broadcom BCM43XX 用のドライバーパッケージを探し出す。EXE ファイルになっているが実体は自己解凍型圧縮ファイルなので、WinRar などを用いて展開する。そして、デバイスマネージャーでドライバーの更新を行い、その際に先ほど展開したフォルダーを選択すれば、ダウングレードが完了する。

但し、基本的に元には戻せないので、どうしても元に戻したい場合はあらかじめバックアップをとっておく必要がある。起動ドライブ(普通はC:)の「Windows¥system32¥DriverStore」あたりにあるはずだが、筆者は把握していない。知りたい方は他の情報源をあたってください。

2012年10月26日 (金)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010にWindows 8をインストール[レポート]

MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Windows 8 Pro 64bit アップグレード版をインストールしてみた。結論から言うと、何の問題もなく成功した。

筆者は Windows と Mac OS X だけでなく、Linux もいくつかインストールする関係上、ハードディスク内に五つ以上のパーティションを作る必要があるため、Mac OS X に付属の Boot Camp アシスタントは使用できない。なので、Windows はいつも手動でインストールすることにしている。今回ももちろん手動インストールである。以下に、筆者のインストール体験をレポートする。

(※注記:MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Windows 8 64bit をインストールする際の注意事項などは、「MacBook Pro 13-inch Mid 2010上でWindows 8」にまとめておいたのでそちらを参照)

クリーンインストールが可能なのかどうかは知らないが、アップグレード版である以上、ちゃんと Vista からアップグレードしたほうがいいだろう(あとでライセンス認証に失敗したりするのはいやなので)と考え、まず「MacBook Pro 13-inch Mid 2010にWindows Vistaをインストール」に書いてある通りのやり方で Vista 32bit 通常版(非アップグレード版)をインストールする(MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Boot Camp アシスタントを使わずに Vista をインストールする場合、このような複雑な方法が必要である)。

次に、「MacBook Pro購入、クワッドブート」に書いてある通りのやり方で Windows 8 Pro 64bit アップグレード版をインストールする。その際、Windows 8 のインストーラーは、アップグレードアシスタントによってダウンドーロした iso を DVD-R に焼いたものを使用した。

概略だけ述べると

sda1 …… EFI 領域(変更せず)
sda2 …… HFS+
sda3 …… HFS+
sda4 …… NTFS (Windows Vista インストール済み)
sda5 以下任意

のようにパーティション分けを行った上で sda4 に Windows 8 をインストールする、ということになる。

なお、32bit → 64bit のアップグレードの場合、純然たるアップグレードはできない(以前にインストールされていた Windows を「Windows.old フォルダー」に退避してそれとは別に新たに Windwos 8 をインストールするのみ)ので、インストールの際、「インストール先選択」画面で「カスタム」を選択して sda4(4番目のパーティション)を指定する。

冒頭にも述べたようにインストールは問題なく成功し、また、画面表示や無線 LAN なども別途ドライーバーをインストールすることなく、Windows 8 にデフォルトで入っているドライバーだけで正常に動作した。

ちなみに、現時点では Apple から正式に Windows 8 に対応した Boot Camp ドライバーが配布されていない。筆者は Boot Camp 4.0 をそのままインストールしたが、それだとなぜか画面が暗くなってしまうという問題が生じた。そこで、Boot Camp でインストールされたドライバーのうち NVIDIA ドライバーのみをアンインストールし、改めて NVIDIA 社のサイトからダウンロードした最新の Windows 8 64bit 用ドライバーをインストールしたところ、問題は起きなくなった。

とは言え、現時点では Apple による正式な対応でないのは確かなので、パフォーマンスは Windows 7 よりは劣る。現時点でのエクスペリエンスインデックスのスコアは 4.9 であり、Windows 7 の 5.3 より低下している。もちろん、正式なドライバーがリリースされたら Windows 7 と同等、もしくはより良好になるだろう。正式リリースを期待している。

それと、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Windows 7 64bit 版をインストールした場合、なぜか起動後に毎回サウンドがミュートされてしまうという問題が生じていたが、Windows 8 では起きていない。

ただ、筆者のように Windows のブートマネージャーで Linux を起動している者にとって、Windows 8 のブートマネージャーはそのままだと問題がある。なぜなら、OS 選択画面が表示されるタイミングがとても遅い(ある程度 Windows を起動したところで表示される)からである。だが、とあるウェブ情報によると、管理者権限のあるコマンドプロンプトで

bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy

を実行すれば、Windows Vista 〜 7 のような選択画面になることがわかった。表示されるタイミングも、もちろん起動直後になる。なお、元の表示に戻すには

bcdedit /set {default} bootmenupolicy standard

を実行する。

今のところ、ブートマネージャーを利用しての Linux(Ubuntu、Fedora、Mandriva)の起動は問題なく行えており、Mac OS X を含めてクイントブート(五択起動)に成功している。

2012年9月 2日 (日)

MacBook Pro+Win7で音がミュートされる問題を解決その2

以前「MacBook Pro+Win7で音がミュートされる問題を解決」の中で音の明瞭化をオフにするという解決方法を述べたが、その方法では、その名の通り、音が明瞭でなくなってしまうという問題がある(苦笑)。

そこで、WSH でミュートを解除する方法はないかと調べたところ、どうも、システムそのものを直接操作して解除することはできないらしいことがわかった(AppleScript なら System Events でできるのだが)。

仕方なく、音量調整プログラムを起動して、そのインターフェースを自動操作することで、無理矢理ミュート解除を行うことにした(AppleScript で言えば「System Events での Keystroke 命令」に相当する)。

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2012年8月 2日 (木)

Windows Live IDが即時削除できるようになった

(更新:2012/08/24)

筆者は何年か前から Microsoft 社のアカウントサービス「Windows Live ID(現在は名称が Microsoft アカウントに変更されている)」のアカウントを削除しようと試みていたのだが、どうしてもうまくいかなかった。

ヘルプによれば「hotmail.com(もしくは msn.com もしくは live.com)アドレスをログイン ID として使用している人は、Hotmail を 270日間放置すればメールアカウントが消えるので、ID も消せるようになる」などとアナウンスされていた。

要するに、Hotmail アドレスをログイン ID としている人は、アカウントの即時削除が全く行えないばかりか、削除に成功したかどうかを確認するのに9ヶ月も待たねばならず、もし失敗していたらまたやり直して9ヶ月待たねばならなかったのである(苦笑)。

それが最近(というか昨日?)、Hotmail が Outlook.com というサービスに変更になった。その際に各種の仕様も改善され、これまでは不可能だった「ログインに使うメールアドレスを Hotmail アドレス以外に変更する」ことが可能になった。そのおかげで、昨日、ようやくアカウントの削除に成功した。

具体的には以下のような手順を踏む。

  1. 「通知用メールアドレス」を登録し、そのアドレスを「優先アドレス」にする。(すでにこれらのことを行っている場合は、改めて行う必要はない)
  2. ログインに使うアドレスを Microsoft アカウントに関係のないアドレス(hotmail.com、msn.com、live.com、hotmail.co.jp、outlook.com 以外のアドレス)に変更する。(この時、1. のアドレスとは別のアドレスが必要になる)
  3. アカウントを削除する。

(更に詳細な手順は下にまとめてある)

こうすれば、270日も待つことなく(笑)、即時削除できる。

それにしても、今までなぜログインアドレスの変更が許されなかったのか不思議でたまらない(苦笑)。

余談だが、Windows 8 でログインに Microsoft アカウント(旧称 Windows Live ID)を使用している場合、もしログインに使うメールアドレスを変更してしまったら、どうなるか。Windows 8 にログインできなくなるのではないか、という懸念があるかもしれないが、全くそのようなことはない。次回のログイン時には自動で新メールアドレスでログインできるようになっている(おそらく、ログインに使うメールアドレスと実体としての ID を別に管理しているのだろう)。

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2012年6月 2日 (土)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010にWindows Vistaをインストール

以前、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に「Bootcamp アシスタントを使わずに」Windows Vista のインストールを試みたものの失敗に終わったことがあった。

Vista のインストール DVD を起動して、インストール先のハードディスクパーティションを選択しても、「このパーティションにはインストールできない」と表示され、それ以上前に進めなくなったのである。

だが、先日、パーティションの切り分けを変更して Windows 7 を再インストールすることにしたついでに、もう一度 Vista のインストールにもチャレンジしてみた。

結論から言えば、見事に成功した。ただ、かなり特殊な手順を踏まなければならなかった。

※注意……以下の記述は、あくまでも「Bootcamp アシスタントを使わずに」しかも「Linux とトリプルブートすることを前提として」Vista をインストールする場合である。単に Mac OS X と Vista をデュアルブートしたいだけならば、Bootcamp アシスタントを使うことをお勧めする。

  1. まず「Gparted Live」を用意する。これは、ハードディスクのパーティション編集ツール「Gparted」を起動することだけを目的とした、小さな Linux ディストリビューションである。これをダウンロードして CD-R に焼いておく。
  2. rEFIt を USB メモリの中にインストールしておく。その手順については他の情報源をあたってください。
  3. MacBook Pro を Gparted Live で起動し、Gparted で以下のようにパーティションを切り分ける。
    • sda1 …… EFI 領域のまま変更しない
    • sda2 …… hfs+(Linux 用パーティション)
    • sda3 …… hfs+(Linux 用パーティション)
    • sda4 …… ntfs(Vista 用)
    • sda5 以下は任意。Mac OS X 用パーティションや Linux スワップパーティションなどを作っておけばよいだろう。
  4. 切り分けが終わったら、引き続き Gparted Live に添付されているターミナルエミュレーターを起動し、 sda4 を /mnt にマウントする(mount -t ntfs /dev/sda4 /mnt)。
  5. ※重要ポイント※ sda4 の中に「Windows」という名前のディレクトリを作成する(mkdir /mnt/Windows)。
  6. sda4 をアンマウントする(umount /mnt)。
  7. Gparted Live を終了する。
  8. MacBook Pro を option キーを押しながら 起動して、先ほど用意した rEFIt の USB メモリを差し込み、起動OS選択画面で rEFIt を選択する。
  9. rEFIt の「Partitioning Tool」を起動する。
  10. 「MBR パーティションテーブルがシンクロしていない」という意味の英語のメッセージが出るはずなので、そこで「y」キーを押してシンクロさせる。
  11. rEFIt のメイン画面からマシン再起動を選択し、optionを押しながらマシンを再起動、起動OS選択画面になったら USB メモリを抜いて、代わりに Windows Vista のインストール DVD を挿入して起動する。
  12. 以上の手順を踏めば、インストール中にインストール先のパーティションを指定するよう求められた際、先ほど作成した ntfs パーティションを選択することができるようになるはず。その際、「このパーティションにはすでに Windows がインストールされている」という警告が出るが、無視してかまわないし、またこの警告こそが「インストール可能の証し」でもある。

以上。

2011年10月19日 (水)

iCloudのブックマーク同期はかなり優秀

(更新2011/10/26)

これまでのところ、iCloud の機能の中で筆者が一番重宝しているのはブックマーク同期機能である。特に、Windows のお気に入りとの同期機能は秀逸で、使用開始以来、項目が重複してしまうなどの誤作動を一度も起こしていない。

ただ、初めてこの機能をオンにする際にはちょっとしたコツがいる。以下に筆者が行った手順を記しておく。

前提として、筆者は Mac の Safari をメイン、Windows 7 の IE をサブとして使っていること、Mac はすでに OS が 10.7.2 にアップデートされていて、Windows にも「iCloud コントロールパネル」がインストールされているが、まだどちらもブックマーク同期をオンにしていない状態であることを念頭に置いて、以下の説明をお読みいただきたい。

  1. まずメインの Mac でブックマーク同期をオンにする。すると、Safari ブックマークの全項目が iCloud 上にアップロードされる(アップロード状況がどこかに表示されるわけではなく、自動的に行われる)。
  2. アップロードが完了するには、ネット通信速度やブックマーク項目数にもよるが、筆者の環境では5分ほどかかる。それを待つ間に以下の 3.〜4. を行っておく。
  3. Windows お気に入りの中に、今 iCloud 上にアップロードされていない項目(今まで Mac Safari には登録していなかったが Windows IE には登録していた項目)があり、それを削除したくないという場合、一時的にお気に入りフォルダー(「スタートメニュー」→「ユーザー名のフォルダー」→「お気に入り」)の外に退避させておく。
  4. ※重要ポイント!。Windows の「お気に入り」フォルダー内のお気に入り項目を全部削除し、「お気に入り」フォルダーを空っぽにする。これをやっておかないと、かなりの確率で重複が発生する。
  5. 2. のブックマークアップロードが完了したと思われたら、Windows の「iCloud コントロールパネル」でブックマーク同期機能をオンにする。すると、2分後には iCloud 上のブックマークがすべてダウンロードされ、これまで Mac Safari に登録されていたブックマークと全く同じ項目が Windows お気に入りに追加される。
  6. 3. で退避しておいたお気に入りを「お気に入り」フォルダーに戻す。すると、それらも iCloud 上にアップロードされ、数分後には Mac にも追加される。

以上のような手順を踏めば、その後は全く誤作動を起こすことなく同期が行える(少なくとも筆者の経験の範囲内では、行えている)。Mac でブックマークを追加すると、遅くとも30秒後には Windows のお気に入りに同じ項目が自動追加される。削除や項目の名前変更も同様に数十秒ほどで同期が行える。(むしろ、Mac と iPhone の間の同期のほうが重複や遅延が起きる確率が多い気がする(苦笑)。まぁ、それは筆者が iPhone の Wifi を頻繁にオンにしたりオフにしたりすることが原因だと思う)

Windows のお気に入りは Safari のブックマークとは異なり、一つのフォルダ内に同じ名前の項目が複数存在することができない仕様になっているが、この点も、Windows にダウンロードされる際、項目名に自動的に数字が付されるという形で上手く処理されている。

要はブックマークだけでなく、住所録やカレンダーも含めて、複数のデバイスで同時に「同期オン」にしないほうがよい、ということである。同時にオンにすると、Aデバイスのある項目がアップロードされている間にBデバイスの同じ項目がアップロードされる可能性があり、結果的に iCloud 上で項目が重複してしまう。すると、その後の同期の過程で各デバイスがそれらの重複項目をすべてダウンロードしてしまい、各デバイスでも重複が発生するという事態が起こる。同期をオンにするタイミングをデバイスごとに5分から10分ほどずらせばそのような事態は回避できるだろう。

なお、一旦ブックマーク同期をやめて再開するような場合も、Windows のお気に入りに関しては上記のような「全削除」をあらかじめやったほうがよいようだ。

但し、間違えても同期機能をオンにした状態で全削除をやってはならない(笑)。そんなことをしてしまうとすべてのデバイスで全ブックマークが消えるという災難に見舞われることになる。全削除の際は同期機能がオフになっていることを十分確認してほしい。

逆に言えば、iCloud 上のブックマークをすべて削除したければ、ブックマーク同期がオンになっているデバイスのうちのどれか一つでブックマークを全削除すればよい、ということになる。その後、オンになっている全デバイスでブックマークが消えれば、間違いなく iCloud 上からブックマークが全部消えていることが確認できる(無論、その後もブックマークを同期オフの状態で使い続けるのであれば、あらかじめバックアップをとっておき、全削除の後、同期をオフにした上で書き戻す必要がある)。

2011年3月27日 (日)

MacBook Pro+Win7で音がミュートされる問題を解決

先日、MacBook Pro (Mid 2010) 13inch に Windows 7 64bit 版をインストールしたところ起動時にサウンドがミュートされてしまう問題が生じたが、その解決方法をウェブ上からようやく見つけ出した。

  1. 画面右下タスクバー通知領域のスピーカーアイコンを右クリックして「サウンド(S)」を選択。
  2. 「サウンド」ダイアログボックスが表示される。
  3. 「再生」タブをクリック
  4. 「スピーカー」アイコンを右クリックして「プロパティ(P)」をクリック。
  5. 「スピーカーのプロパティ」ダイアログボックスが表示される。
  6. 「音の明瞭化」タブをクリック。
  7. 「すべての音の明瞭化設定を無効にする(D)」のチェックボックスをチェックする。

以上により、起動時にミュートされなくなる。

これで、筆者の MacBook Pro (Mid 2010) 13inch における Windows 7 64bit版、Fedora 14 (x86_64)、Ubuntu 10.10 (amd64) の問題はすべて解決したことになる。