カテゴリー「Mac Softwareメモ」の記事

2012年2月 2日 (木)

Thunderbird 10.0でiCloudメールを使う[HowTo]

(関連項目:Windows Live Mail 2011でiCloudメールを使う)
(関連項目:Evolution 3.2.3でiCloudメールを使う)


これまで iCloud メールを Thunderbird で送受信するには、特別なアカウント設定とフォルダ設定が必要だったが、その後、 iCloud メールに一応の対応が行われたらしく、アカウント設定に関してはデフォルトのままで可能となったようだ。

一方、フォルダ設定に関しては、以前のように送信がうまくいかないということはなくなった。しかしながら、現在でも Thunderbird の認識するフォルダ名と iCloud メールのフォルダ名が異なっているため、送信済みメールや削除済みメールは iCloud メールの「送信済み」フォルダや「ゴミ箱」フォルダには入らず、「Sent」「Trash」という別のフォルダが勝手に作成されてそこに入ってしまうことになる。

ただ、それでも送信は問題なく行えるので、他の iOS デバイスや他のメールクライアントとの同期を行わないのであれば、フォルダ設定はどうしても必要というわけではない。

だが、もし同期を前提にしており、 Thunderbird のフォルダと iCloud メールのフォルダを一致させたいというのであれば、フォルダ設定を行う必要がある。

以下に掲載するのは Thunderbird 10.0 で iCloud メールを使う場合の設定である。今後、Thunderbird もしくは iCloud がバージョンアップされた場合、以下とは異なる可能性がある。

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2011年10月29日 (土)

Thunderbird 7.01でiCloudメールを使う

(関連項目:Thunderbird 10.0でiCloudメールを使う)


(関連項目:Windows Live Mail 2011でiCloudメールを使う)
(関連項目:Evolution 3.2.3でiCloudメールを使う)


iCloud メールは OS X の Mail.app および iOS (iPhone / iPad / iPod touch) のメールアプリと一体化されており、それらのデバイス内で iCloud アカウントを設定すればほぼ自動的にメール設定が完了する(但し OS X 10.7.2 以降、iOS 5 以降が必要)。また Windows でも「iCloud コントロールパネル」がインストールされていれば Outlook での送受信に完全対応する(Outlook 2007 以降)。

更に、その他のメールクライアントでの送受信のためのサーバー設定情報もアップル社によって公開されている。だが、その他のメールクライアントでの送受信は特別な設定を要する場合が多い。

以下に掲載するのは Thunderbird 7.01 で iCloud メールを使う場合の設定である。今後、Thunderbird もしくは iCloud がバージョンアップされた場合、以下とは異なる可能性がある。(関連項目:Thunderbird 10.0でiCloudメールを使う)

画像は Mac 版のものだが、Windows 版でも Linux 版でも内容は同じである。

  1. メニューバーから「アカウント設定」ダイアログボックスを起動する。「ツール」→「アカウント設定」を選択する(但し、Linux の場合は「編集」→「アカウント設定」である)。
  2. 左下の「アカウント操作」コンテキストメニューから「メールアカウントを追加」を選ぶ。すると新たなダイアログボックスが表示される。
  3. そこで必要事項を打ち込めば自動的にアカウント設定が行われるが、そのままでは現在の iCloud メールに対応しない。そこで「手動設定」ボタンをクリックする。
  4. 受信サーバーのホスト名を「imap.mail.me.com」に書き換える(imap.を追加する)。次に、送信サーバーのホスト名を「smtp.mail.me.com」に書き換える(mail.を追加する)。更に、ユーザー名を iCloud メールのメールアドレスと同じにする(「hogehoge」ではなく「hogehoge@me.com」のようになっていなければならない)。最後に「アカウント作成」ボタンを押す。
    Thb_make_account (画像をクリックして拡大表示。以下同じ)
  5. Thunderbird の左側に新たなアカウントが表示される。この時点で受信はできるようになるはず。
  6. だが、現時点では Thunderbird の認識するフォルダー名と実際の iCloud メールのフォルダーが異なっているため、送信済みメールフォルダーやゴミ箱フォルダーがうまく機能しない。そこで、フォルダー設定を変更する。まず、再び「アカウント設定」を起動する。
  7. 「アカウント設定」ダイアログボックス内の左側に me.com メールアドレスのアカウントが表示されているはずなので、そこで「サーバ設定」をクリックする。
  8. すると、ボックス内が切り替わる。そこで右下のほうにある「詳細」ボタンを押す。
    Thb_account_settei1
  9. すると、また新たなダイアログボックスが表示される。そこで「購読しているフォルダのみ表示する」に付いているチェックボックスからチェックマークを外す。そして「OK」ボタンを押す。
    Thb_folder_hyouji
  10. 一旦「アカウント設定」を閉じる。
  11. Thunderbird のウィンドウの左側に表示されている me.com アカウントをクリックする。すると、そのアカウントのトップページが表示される。
    Thb_folder_kanri
  12. その下のほうにある「購読するフォルダを管理する」をクリックする。するとダイアログボックスが表示され、 しばらくすると iCloud メールサーバー上のフォルダーが一覧できる。そこで「Inbox」以外のすべてのフォルダーにチェックマークを入れる。(注意:ここでフォルダーが一覧できない場合は、一度、me.com メールを受信してみる。それでも一覧できないなら、一旦、Thunderbird を終了させて再起動してから、もう一度「購読するフォルダを管理する」をクリックしてみる)
  13. すると、Thunderbird のウィンドウの左側に、「Sent Messages」や「Deleted Messages」フォルダが表示されるはず。もしされないなら、一度、iCloud メールを受信してみる。
  14. もう一度「アカウント設定」を開く。左側の me.com アカウントの「サーバ設定」をクリックする。
  15. 真ん中のあたりに「メールを削除する時:」という項目がある。そこで「次のフォルダに移動する:」を「Deleted Messages」に変更する。
    Thb_account_settei2
  16. 次に、同じダイアログボックス上で me.com アカウントの「送信控えと特別なフォルダ」をクリックする。
  17. そこで、上のほうにある「メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する」という項目を、「その他のフォルダを指定する: Sent Messages」に変更する。
  18. 「OK」ボタンを押す。

以上で正常に動作するようになる。なお、現時点では「下書きフォルダ」は設定しなくても正常に動作するようだ。


(更新2012/02/26)

2011年9月 3日 (土)

Mac用縦書きソフトの紹介

テキストエディット.app (縦書き対応は Lion のみ)

OS X に標準装備されている簡易ワープロ兼テキストエディター「テキストエディット」は、Lion から縦書きが可能となっている。メニューバーの「フォーマット」から「レイアウトを縦向きにする」を選ぶ。

簡易ワープロモード(リッチテキストモード。拡張子.rtf)でもプレーンテキストモード(拡張子.txt)でも縦書きができる。プレーンテキストモードで使用するにはメニューバーの「フォーマット」から「標準テキストにする」を選択する。

ただ、プレーンテキストモードの場合、縦書きにしても一旦ウィンドウを閉じてしまうとまた横書きになる。ずっと縦書きのままにしたければ、リッチテキストモードでなくてはならない。また、リッチテキストモードの場合も、ルーラーが左端という、ちょっと妙な配置になっている。

Snow Leopard 以前のテキストエディット.app は縦書きには対応していない。

iText Express

簡易ワープロ兼テキストエディター。フリーソフト。Mac App Store でも無料配布中

メニューバーの「書式」から「縦書きにする」を選べば縦書きになる。

プレーンテキストエディター(拡張子.txt)として使用するにはメニューバーの「書式」から「標準テキストにする」を選択する。

テキストエディット.appとは違い、iText Express ではプレーンテキストモードであっても縦書きの状態が(メタデータとして)記憶されるようになっているため、縦書き文書のウィンドウを一旦閉じて後でまた開いた場合でもちゃんと縦書き表示される。

Leopard 上では縦書きの際、ルーラーに付いているメニューが正しく表示されないというバグがあるが、メニューバーの「書式」→「ルーラーを表示」をオフにしておけば問題ない。

Itext_exp_vertical (画像クリックで拡大表示)

OpenOffice.org / LibreOffice

Microsoft Office と互換性を持つフリーのオフィスアプリケーション。

詳細は当サイトの「Mac版OpenOffice.org/LibreOfficeについて」のページをご覧ください(縦書きモードへの変更方法はそのページの下のほうで述べている)。

Ooo_writer_vertical (画像クリックで拡大表示)

iText

プレーンテキストエディター。フリーソフト。旧 Mac OS 時代から存在する。カーソル操作がなぜか Windows と同じ(Home で行頭、End で行末など)になっているので、Windows から乗り換えた人にはわかりやすいかもしれない。

Jedit (縦書き対応は Lion のみ)

テキストエディター(簡易ワープロとしても使用可)。シェアウエア。Mac App Store でも入手できる(但し、App Store 版は通常版と少し異なり、Standard 版Plus 版がある)。

Windows 界の「秀丸エディター」に相当する、Mac 用日本語テキストエディターの決定版。配布サイトや Mac App Store ではなぜかリッチテキストモード(簡易ワープロモード)のスクリーンショットばかりが強調されているが、このソフトは基本的にプログラムソースの編集にも使える高機能プレーンテキストエディターでもある。どうも、このソフトのことを簡易ワープロだと誤解している人が(私の思い込みかもしれないが)多いような気がする。決してそうではない(Jedit の配布サイトにもっとプレーンテキストモードのスクリーンショットをのせてアピールすればいいのに、と思う(苦笑))。

Lion 上でのみ縦書き対応している。

Microsoft Office Mac 版

商用パッケージソフト(Microsoft 社のサイトからダウンロード版を購入することも可能)。言わずと知れた Microsoft 社謹製のオフィスアプリケーションスイート。当然ながら Windows 版と高い互換性を誇る。詳しい説明は省略。




(更新2012/04/29)


2011年7月21日 (木)

LionにおけるLibreOfficeの動作

Snow Leopard で OpenOffice.org や LibreOffice を動かした場合、日本語文字上では一文字おきにしかカーソルが表示されない、仮名を打ち込んでから漢字変換を確定するまでカーソルが表示されないというバグがあり、バージョンがアップされてもずっと存在し続けたが、Lion 上で LibreOffice 3.4.1 を動かしてみたところ、いずれのバグも解消されていた。

OpenOffice.org については検証していないが、OOo と LO は事実上同じソフトなので、おそらくはそちらも直っているだろう。

関連項目

Mac版OpenOffice.org/LibreOfficeについて


Lionのテキストエディット.appの文字コードの仕様

Lion のテキストエディット.app は、プレーンテキストファイルを Finder 上でダブルクリックして開こうとする場合、デフォルトでは自動で文字コードを判別するようになっているが、その際、Shift JIS と UTF-8 ならどのようなプレーンテキストファイルでも開くことができる(Leopard 〜 Snow Leopard とは違い BOM なしでも開くことができる)。

JIS (iso-2022-jp) と EUC-JP の場合は、『TextEncodings メタデータ』が付いていればダブルクリックで開くことができる。『TextEncodings メタデータ』は、Leopard 以降の OS X 上でプレーンテキストを作成すれば付く。(但し、ターミナル.app 上で動作するコマンドラインエディター、『vi』、『emacs』、『nano』などで作成した場合は付かない)

『TextEncodings メタデータ』の付いていない JIS ファイルと EUC-JP ファイルは、テキストエディット.app でダブルクリックして開こうとすると失敗するか、開けたとしても文字化けする。

ちなみに、Finder 上でのダブルクリックではなく、テキストエディットの『開く』ダイアログボックス(『ファイル』メニュー → 『開く』、もしくは command + O)で開く場合は、文字コードを指定すれば JIS ファイルと EUC-JP ファイルでも開くことは可能。

(2011年7月28日更新)

2010年12月15日 (水)

Mac版OpenOffice.org/LibreOfficeについて

(2012年03月29日更新)

Mac 版 OpenOffice.org (以下OOo)について質問を受けたことが何度かある。私自身は OOo のヘビーユーザーというわけではないが、私が知っている範囲内で、それらの質問に対する回答をここに少しばかり集めてみた。

(注意:現在、OpenOffice.org プロジェクトはとある事情により更新が停滞しており、それに代わる LibreOffice プロジェクトへ事実上移行している。本項では OpenOffice.org を扱うが、基本的に LibreOffice と OpenOffice.org は同じなので、以下の説明は LibreOffice に適用しても問題ない)

Lion への対応

LibreOffice は Lion がリリースされた後に何度もアップデートしている。公式サイトには現在でも「システム要件:Mac OS X 10.4 (Tiger) 以降」と書かれている(Lion 非対応とは特に書かれていない)ことから、正式に Lion に対応していることになる。

OpenOffice.org プロジェクトの最終版 3.3.0 に関しては、公式的に対応しているとは明記されていないものの、RoaringApps に「works fine(うまく動作する)」と報告されている。

Mac 版はどこからダウンロードするのか

LibreOffice の最新版は、Mac 版だけでなく Windows 版やその他のプラットフォーム版も含めてすべて The Document Foundation 内のダウンロードページからダウンロードできる。日本語版は、英語版の本体に日本語パック(Translated user interface)をインストールするという形で提供されている。

OpenOffice.org の方は OpenOffice.org 日本語プロジェクトのサイトからダウンロードできる。こちらはすでに日本語化されているが、一年以上更新されておらず、やや古いバージョンである。

インストール方法

OS X の「標準的な」インストール方法、すなわち、アプリ本体を「アプリケーションフォルダ」にドラッグしてコピーする。Windows 版と違い「インストーラー」という形になっているわけではないので注意。詳細な手順は以下の通り。

  1. ダウンロードされたファイルは「.dmg」形式になっており、Safari でダウンロードすると自動的に dmg ファイルが「マウント」される場合がある。自動的にマウントされない場合はダブルクリックしてマウントする。
  2. すると、dmg の中身が Finder に表示される。
  3. そこにはアプリ本体と、アプリケーションフォルダーへのエイリアス(Windows の「ショートカットファイル」に相当)の二つが並んでいるはずなので、アプリ本体をエイリアスへドラッグする。(注意:「インストーラー」ではないため、アプリ本体をダブルクリックしてもインストールが始まるわけではない)
  4. すると、アプリケーションフォルダーへのコピーが開始される。
  5. コピーが終わったら、アプリケーションフォルダーを開いて、間違いなくコピーできたかどうか確かめる(OS が Lion の場合は LaunchPad を起動して確かめる)
  6. LibreOffice の場合は、更に日本語パックをインストールする。こちらは Windows でおなじみの「インストーラー形式」になっており、dmg の中身をダブルクリックすることでインストールすることができる

以上

メニューバーがない!/消えた!

Mac OS ではメニューバーはウィンドウの上部ではなく、画面の一番上に固定されている。メニューの内容自体は Windows のワープロソフトと大して変わらないので、Windows から乗り換えた方でもさほど戸惑うことはないと思う。

Ooo_menu (画像クリックで拡大表示)

キーボードショートカットについて

上で述べたようにメニューを参照すれば、メニュー項目の多くにショートカットキーが割り当てられているのがわかる。但し、特殊な記号で表示されている。記号の説明は以下の通りである。

Shortcut_sign

基本的に Windows 版と全く同じであり、ただ Ctrl キーが Command キーに置き換わっているだけである(注1)。但し、ファンクションキー(F1、F2など)は、最近の Mac では fn キーを同時に押さなければ機能しない(注2)。

重要な相違点が一つある。Windows のように「alt +アルファベットキー」でメニュー項目を呼び出す機能は Mac OS では使えない。OS 自体にそのような機能がないからである。Mac 版 OOo のメニューバー項目にはほとんどすべて (E) などの文字がついているので一見、そのような機能が使えるかのような錯覚を起こすが、実際には使えない(注3)。

では、「よく使うメニュー項目にショートカットキーが割り当てられておらず、いちいちマウスに持ち替えてメニューをクリックするのは面倒くさい」という場合はどうすればよいか。そういう場合、二通りの解決方法がある。

  1. fn + Ctrl + F2 (注4)でメニュー項目に端っこから順にアクセスする機能を使う。この機能を ON にするには fn + Ctrl + F1 (注4)を押す(OFF にするにはもう一度 fn + Ctrl + F1 を押す)。
  2. メニュー項目に自分で独自のショートカットキーを割り当てる。設定方法:1. システム環境設定の「ハードウェア」セクションにある「キーボード」をクリック。2. 「キーボードショートカット」タブをクリック。3. その画面で左側の「アプリケーション」という項目を選択。4. 下の「+」ボタンを押して、必要事項を打ち込む。
    Ooo_key_short
    Ooo_menu2 (画像クリックで拡大表示)

カーソル移動のショートカットについては、Home キーや End キーは使えず、Mac 独自のキーバインドとなっている。その点については当サイトの記事「Mac OS Xでのテキスト操作時のキーボードショートカット」をご覧ください。

OpenOffice.org の ワープロ(Writer)で縦書きにしたい

上記のように、OOo は Windows 版も Mac 版もほとんど同じなので、縦書きに関してもやり方に違いはない。

  1. メニューバーの「書式」から「ページ(P)...」を選ぶ。すると「ページスタイル」ダイアログボックスが表示される。
  2. 「ページ」タブをクリックする。
  3. 「文字の方向(T)」で「左から右へ(横書き)」になっているものを「右から左へ(縦書き)」に変更する。
  4. 「OK」ボタンを押す。

以上の操作で縦書きモードとなる。

Ooo_writer_vertical (画像クリックで拡大表示)


脚注

  1. ^ Windows 用キーボードを使用している場合、Windows キーが Command キーとして機能する(ちなみに、Windows 版と Mac版 の両方が存在するアプリケーションにおいて、Win ショートカットの Ctrl キーは、Mac ショートカットではほぼ例外なく Command キーに割り当てられている)。
  2. ^ システム環境設定の「キーボード」で「F1、F2 などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」をチェックしていれば、fn を押す必要はない。頻繁にファンクションキーを使うなら、これをチェックしておいたほうが良いかもしれない。
  3. ^ このような文字がついている理由は、Windows 版や Linux 版の OOo を日本語化する際の翻訳文字に (E) などがくっついて、それを Mac 版にも流用しているためだと思われる。
  4. ^ Windows キーボードや古い Mac キーボードでは fn を押す必要はなく、Ctrl + F2 (F1) だけでよい。また、Mac の純正キーボードであっても、システム環境設定の「キーボード」で「F1、F2 などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」をチェックしていれば、fn を押す必要はない。

関連項目

Macのアプリケーションフォルダは一人4役


2010年9月11日 (土)

MicrosoftキーボードのMac用ドライバーに不具合

Microsoft 社のキーボードドライバー IntelliType の Mac 版バージョン8.0には、インストールすると「非アクティブアプリ上のダブルクリックがシングルクリックとして認識されてしまう」というバグを生じる模様。一見キーボードドライバーとは何の関係もなさそうだが、何度もインストール/アンインストールを繰り返して試したのでほぼ間違いないと思う。

具体的にいうと、Safari がアクティブになっている状態で Finder ウィンドウ上のアイコンをダブルクリックした場合、普通ならその項目を開くことができるはずだが、上記のドライバーがインストールされている状態だと開くことができず、ただ Finder ウィンドウがアクティブになるだけで終わってしまうのである(一方、ある Finder ウィンドウがアクティブになっている状態で別の Finder ウィンドウ上のアイコンをダブルクリックした場合はちゃんと開くことができる。このバグはあくまでも「別アプリ」をダブルクリックした場合にのみ発生する)。

とりあえず一つ前のドライバーに戻しておいた。私は常用するソフトやドライバーは常に一つ前のバージョンをHDD内に保存しておくことにしているが、今回、そのことが功を奏した形となった。

(追記)
ゲストアカウントを有効にし、上記のバージョン8.0をインストールした状態でゲストアカウントにログインしてみたところ、バグは生じなかった。ということは、バグはドライバー本体(カーネルエクステンション)ではなく、MicrosoftKeyboardHelper ブログラム(ログイン項目に自動追加されるが、ゲストアカウントには追加されないはず)が引き起こしている可能性が高い。もしかしたら、ドライバーを8.0にアップグレードした上で MicrosoftKeyboardHelper だけを旧バージョンと入れ替えたらバグは起きないのかもしれない(試してはいないが)

2009年8月29日 (土)

Snow LeopardではiText Expressのルーラーが正常に

縦書きも可能なリッチ/プレーン両用テキストエディターiText ExpressをLeopard上で使用した場合、リッチテキストモードで縦書きにするとルーラーの表示が乱れていたが、Snow Leopard上ではTiger以前と同様、正しく表示されるようになった。

まぁ、実際問題として、このソフトをリッチテキスト縦書きモードでは使用しない私にとっては、実用上は何の変化もないが(苦笑)、愛用しているソフトなので、何となく嬉しい。

Snow LeopardにおけるOpenOffice.orgの動作

日本語文字列を打ち込んだ後、変換確定前の状態の時にカーソルが表示されないという、PPC版でしか見られなかったバグが、Snow LeopardをインストールしたIntel Macにおいても起きるようになった。但し、PPC版はカーソルが全く表示されないのに対し、こちらの場合はなぜか一文字おきには表示される。最新の開発版も試してみたが、やはり同じ問題が起きる。

すべてのIntel Mac上で起きるのかどうかは不明。早急な改善を望む。

2009年3月18日 (水)

Leopardのテキストエディット.appの仕様メモ (改訂)

テキストエディット.appは、デフォルトではファイルを開く際に文字コードを自動で判別するようになってるが、Tiger以前のテキストエディット.appは、プレーンテキストファイル(.txt)を開こうとする際、文字コードがShift JISかBOM付きUTF-8でないと自動判別して「直接開く」ことができない(「直接開く」とは、ファイルアイコンのダブルクリックやアプリケーションアイコンへドラッグで開くことを意味する)。メニューバーの「ファイル」から「開く」ダイアログボックスを呼び出して文字コードを指定して開くのであれば問題なく開くことができる。(Tigerのテキストエディット.appはUTF-8で保存する際、BOMを付けないらしく、自分自身が作成したUTF-8のテキストが開けない)

だが、Leopardのテキストエディット.appではBOM無しUTF-8でもEUCでもJIS(ISO 2022-JP)でも「直接開く」ことができるようになった。但し、Leopard上でGUIアプリケーションで作成したファイルタイプ無しのプレーンテキストファイルに限られる。ファイルタイプのついているもの、Leopardのコマンドラインプログラム(vi、nanoなど)で作成したもの、TigerやWindowsやLinuxで作成したものはBOM付きUTF-8かShift JISでないと自動判別では開くことができない。

※ここでいうShift JISには「Mac OS」や「CP932」を含む。

(2011年7月21日追記)
上で述べたことは Snow Leopard 上でも全く同じである。一方、Lion の場合は少し異なっている。『Lionのテキストエディット.appの仕様』を参照のこと。

より以前の記事一覧