カテゴリー「Mac Hardware」の記事

2014年4月19日 (土)

Mac+外付けHDDにFedora 20をインストール[更新]

MacBook Air (11-inch, Mid 2013 別名 MacBookAir7,1) に接続した外付け HDD に Fedora 20 (Gnome 版) を Live DVD からインストールする。

外付け HDD にインストールすれば、場合によっては、その外付け HDD を別の Mac に接続して起動することも可能になる(※同じ会社のグラフィックチップを使用していることが条件。筆者が現在所有する Mac は二台とも NVIDIA なので可能)。

なお、以下に説明するのはあくまでも「外付けHDDに」「他の OS と共存させて」インストールする場合である。

もし未使用の外付けHDDがあり、それをすべて Fedora 用にしてかまわないというのであれば、もっと簡単にインストールできる(一般的にはその方法が一番簡単なのでお勧め)。

また、外付けHDD ではなく、内蔵HDDをすべて消して Fedora 専用にする場合も、同じく簡単にインストールできる。但し、その場合、OS X を消してしまうことになるため、例えばファームウェアのアップデートなどができなくなる(OS X は外付けHDDにも簡単にインストールできるので、Fedora を内蔵HDDにメインとしてインストールし、OS X はメンテナンス用に外付けHDDにインストールしておくという手もある)。

あるいは、内蔵HDDに Boot Camp アシスタントを利用して Fedora 用の領域を作り、OS X と共存させることもできる。その場合、Fedora は EFI ではなく MBR 起動させることもできる(ここではくわしくは述べない。他のサイトを参考にしていただきたい)。

いずれにしても、内蔵HDDに OS X もしくは正式対応している Windows OS 以外の OS をインストールするとアップルによるサポートが受けられなくなる(はず)ので、内蔵HDD内への Fedora インストールは保証期間内は避けたほうたよいかもしれない。

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2013年6月14日 (金)

Boot Campで画面が暗くなったその訳は…

三日前に発売された MacBook Air (11-inch, Mid 2013) を即日入手した。早速 Boot Camp アシスタントを使って Windows 8 をインストールしたが、Boot Camp ドライバーをインストールした途端、画面が暗くなった。

インストールされた Intel Graphics ドライバーに問題があるのかと思い、いろいろ設定をいじってみたが、改善されなかった。

ところが、さきほど、ふとその原因が「環境光センサー」にあるのではないかと思い至った。調べたところ、 MacBook Air の環境光センサーはディスプレイの上部、カメラの左横にあるとのことだった。筆者の MacBook Air のその場所をよく見ると、部屋の電灯の光がとある遮蔽物により遮られていて、常に影を落していた。

そこで、その影の源となっている遮蔽物を取り除いてみた。案の定、すぐに画面が明るくなった(苦笑)。

(断っておくが、普通の使い方をしていたらそんなところに絶対に影は落ちない(笑)。筆者のこのケースはあまりにも例外的な状況下での話である)

不思議なのは、MacBook Air を OS X で起動するとそのような現象は起きないことである。推測するに、どうも OS X には MacBook Air のディスプレイを環境光に応じて自動調整する機能はない一方で、Boot Camp ドライバーにはその機能が含まれているため、Windows で起動した時だけ画面が暗くなる、ということらしい(アップル社のサイトを見ても、 MacBook Air には「環境光に応じてキーボードのバックライトを調整する機能がある」とは書かれているものの、ディスプレイにそのような機能があるとは書かれていない)。

つまり、皮肉なことに、この点に関してはアップル社の自前の OS よりも他社の OS のほうが機能が勝ってしまっているようだ(苦笑)。そして、そのような意外な差異が、結果として今回の問題の解決を遅らせる要因になったのである(まさか、OS X では働かず Windows でのみ働くハードウェア機能が Mac 上に存在するとは、普通予想しないだろう)。

いずれにしても、Boot Camp で画面が暗くなるこの問題は、環境光センサー上に影を落とさないようにするという、誠に常識的な方法で解決を見た。


ちなみに、これと同じ現象が MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) でも起こっていた。どうやらそれも環境光が原因だった可能性が高い。だがその時、筆者は単に古い NVIDIA ドライバーにダウングレードすることで対処していた。おそらく、その古いドライバーには偶然、環境光によって明るさを調整する機能がなかったか、もしくは働かない不具合があったため、「解決できた」と思い込んでいたのだと思う(苦笑)。


余談だが、MacBook Air (11-inch, Mid 2013) に Windows 8 64bit 版をインストールした場合の「エクスペリエンスインデックス」のスコアは「5.6」である。最低値はグラフィックスの「5.6」、最高値は内蔵ディスクのパフォーマンス「8.1」である。

2013年5月30日 (木)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010+Windows 8のSMバスとコプロセッサー

MacBook Pro 13-inch Mid 2010上でWindows 8」で述べているように、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に手動で Windows 8 をインストールし、Boot Camp ドライバーをインストールした場合、デバイスマネージャーを開くと、「SM バスコントローラー」という項目と「コプロセッサー」という項目に「!マーク」(異常マーク)が付く。

この問題は、以下の方法で「SM バスコントローラー」と「コプロセッサ」のドライバーをインストールすれば解決する。

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2013年4月28日 (日)

Mac+外付けHDDにUbuntu 13.04をインストール

以前、「Mac+外付けHDDにUbuntu 12.04をインストール」の中で MacBook Pro (mid 2010, 13 inch) に接続した USB 外付け HDD 内に Ubuntu をインストールする場合について述べたが、その時は「GRUB は内蔵 HDD の EFI 領域にインストールされる」と結論づけていた。

先日、Ubuntu 13.04 がリリースされたため、外付け HDD にもインストールを試みた。その過程で、GRUB を外付け HDD にインストールできないかどうか試したところ、工夫すればできることがわかった。

GRUB を 外付け HDD にインストールすれば、内蔵 HDD を「汚さず」に済む。

また、場合によっては、その外付け HDD を別の Mac に接続して起動することも可能になる(※同じ会社のグラフィックチップを使用していることが条件。筆者が現在所有する Mac は二台とも NVIDIA なので可能)。

但し、インストールされた Ubuntu を起動するには、やはり rEFIt もしくは rEFInd が必要である。option キーを押しながら Mac を起動することによって表示される「OS 選択画面」から直接起動できるようになるわけではない(ちなみに、Fedora は直接起動が可能。「Mac+外付けHDDにFedora 17をインストール」を参照)

なお、以下に掲載するスクリーンショットは Xubuntu のものだが、インストーラープログラム自体は Ubuntu も Kubuntu も Xubuntu も Lubuntu も同じなので、そのいずれをインストールする場合であっても以下の記述が適用できる。

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2013年4月27日 (土)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010にUbuntu 13.04をインストール

例によって例のごとく、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Ubuntu 13.04 64 bit 版をインストールする。

注意点として、Ubuntu 13.04 ではなぜかデフォルトではサウンドが鳴らなくなっている。10.10 ?以前のように特別な設定が必要(後述)。

今回も敢えて EFI インストールではなく、MBR インストールする。そのためには、インストール DVD を起動する際、option キーを押したまま Mac を起動することによって表示される「OS 選択画面」において、「Windows」という名の CD-ROM 形アイコンを選択する(「EFI Boot」という名のアイコンを選択すると EFI 起動になってしまうので、必ず「Windows」のほうを選択する。

また、そのまま起動すると画面が乱れたり、場合によってはフリーズしたりするため、起動時にカーネルパラメーターに「nomodeset」を付けたほうが良い。

パーティション構成は以下の通り。sda1 は EFI 領域なので省略する。いつものように Ubuntu は sda3 にインストールする。その際、「bios boot 領域」と呼ばれる小さな領域が必要。サイズは 1 MiB でよいが、必ず sda2 〜 sda4 でなければならない(sda5 以降に置いてはならない)。

sda2 …… bios boot
sda3 …… Ubuntu 13.04 <-- ここにインストール
sda4 …… Windwos 8 64bit
sda5 …… Linux swap
sda6 …… Fedora 18
sda7 …… openSUSE 12.3
sda8 …… Mac OS X Snow Leopard 10.6.8

ブートローダーは例によって Windows の ブートマネージャーを使用するので、 GRUB は sda3 にインストールする。

インストール終了の後、Ubuntu をブートマネージャーで起動するための設定を行う。まず Fedora で再起動し、Windows 8 のパーティション(「BOOTCAMP」というラベルがついている)をマウントして、sda3 の先頭 512 バイトを ubuntu.img という名前で書き出し、BOOTCAPT パーティションに置く。

$ sudo dd if=/dev/sda3 of=/run/media/hogehoge/BOOTCAMP/ubuntu.img bs=512 count=1

のような感じになる。次に、Windows を起動して、管理者権限のあるコマンドプロンプトで bcdedit を用いてブートマネージャーの設定を行う。ここではその詳細は述べない。

ブートマネージャーの設定の後、MacBook を再起動し、ブートマネージャーで Ubuntu を起動する。

Wi-Fi(無線LAN)を有効化する。そのためには broadcom-wl ドライバーをインストールする必要があるが、GUI の「追加のドライバー」からインストールすることができないので、インストールに使用した DVD の中から

「pool/main/d/dkms/dkms.....deb」
「pool/main/f/fakeroot/fakeroot.....deb」
「pool/restricted/b/bcmwl/bcmwl.....deb」

という三つのパッケージを取り出して一つのディレクトリ内に置き、手動で

$ sudo dpkg -i *.deb

のような感じでインストールする。

グラフィックドライバーに関しては、デフォルトでは「Nouveau」ドライバーが有効になっているが、それでは表示が乱れることが多いので、GUI の「追加のドライバー」から NVIDIA ドライバーをインストールする。

なお、GUI の「追加のドライバー」を起動するには、以下の手順を踏む。

  1. 画面右上の「歯車形アイコン」をクリック →「システム設定...」を選択。
  2. 「システム」セクションの「ソフトウェアとアップデート」をクリック。
  3. 20秒くらい待つ(苦笑)と「ソフトウェアとアップデート」ウィンドウが表示される。
  4. 「追加のドライバー」タブをクリック。

サウンドは、「/etc/modprobe.d/alsa-base.conf」の末尾に「options snd-hda-intel model=mbp55」 と書き加えることで鳴るようになる(要再起動)。


2013年3月15日 (金)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010上でWindows 8

残念なことに、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) は公式的には Windows 8 に非対応となっている(ちなみに、2011年以降の MacBook Pro、および 2010年の 15 inch と 17 inch は正式対応している)。

だが、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) の OS X に付属している「Boot Camp アシスタント」で Windows 用のパーティションを作成して Windows 8 を手動でインストールすることはできる。

ドライバー類に関しても、筆者が試した限りでは、Boot Camp アシスタントでダウンロードした Boot Camp ドライバー(バージョン 4.0.4033)をインストールすればほぼ問題なく動作する。

但し、画面が暗くなってしまう、Wifi(無線LAN)の通信速度が遅いという問題がある。それらに関しては、アップル社の公式サイトから Boot Camp バージョン 5 をダウンロードし、その中から手動で NVidia グラフィックドライバーと Broadcom Wifi ドライバーをインストールすれば解決する。

それ以外の点では、F1、F2 キーで画面の明るさを調整することができない、光学ドライブのイジェクトボタンを押しても画面中央に「イジェクトマーク」が表示されない、という問題もある。これらは解決不可。但し、画面の明るさ調整は「NVIDIA コントロールパネル」で行うことはできる。


(追記2013/05/30)
その上に、デバイスマネージャー上で「SM バスコントローラー」と「コプロセッサ」の二項目に「!マーク」(異常を知らせるマーク)が表示されるという問題もあるが、NVidia Chipset ドライバーをインストールすることで解消できる。詳細は当サイトの記事「MacBook Pro 13-inch Mid 2010+Windows 8のSMバスとコプロセッサー」を参照。

(追記2013/06/22)
画面が暗くなったのは、ドライバーの問題などではなく、単に筆者が「環境光センサー」に光が届くのを遮ってしまったからだった可能性が高い(苦笑)。すでに MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) を売却してしまったため、今となっては検証のしようがないが。

2013年1月21日 (月)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010+Fedora 18で無線LAN[更新]

前回の記事で述べたように、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Fedora 18 をインストールすると無線 LAN (broadcom4322)が有効にならない。Fedora 17 以前は rpmfusion の nonfree レボジトリーから「kmod-wl」パッケージをインストールすればそれだけで有効になったが、18 ではそれだけではうまくいかなかったのである。

数日間の試行錯誤の末、有効化に成功した。うまくいかなかったのは次の三つ要因による。

  • Fedora 18 起動時に「wl モジュール」が自動でロードされない。
  • 「wl モジュール」がロードされたとしても「ssb モジュール」とコンフリクトを起こす。
  • コンフリクトを避けるには「ssb モジュール」をロードさせないようにする必要があり、そのためには「/etc/modprobe.d/」ディレクトリ内で「blacklist ssb」と指定すればよいはずなのに、それが機能しない。

一つ目の点について、起動時にモジュールをロードさせるには「rc.local」ファイル内に「modprobe wl」と記述すればよいとのこと。

三つ目の点についてだが、本来、「kmod-wl」パッケージをインストールした時点で「/etc/modprobe.d/」ディレクトリ内に blacklist ファイルが作られるのでロードされなくなるはずなのに、それがうまく機能していないようだ。ウェブ情報では grub のカーネルパラメーターで blacklist を指定する方法などが紹介されていたが、筆者はもっと簡単に、「rc.local」ファイルで wl をロードするついでに ssb をアンロードする方法をとることにした。

rc.local ファイルは存在しないので、新規作成する必要がある。

$ sudo vi /etc/rc.d/rc.local

rc.local
#!/bin/sh

modprobe -r ssb
modprobe wl

そして、rc.local に実行権を与える。

$ sudo chmod 700 /etc/rc.d/rc.local

以上で、次回の起動時から無線 LAN が有効になる。


[更新]2013/01/27

カーネルを 3.7.4-204 にアップグレードし、kmod-wl もそれに対応したバージョンにアップグレードしたところ、上記の不具合は解消された。rc.local がなくても正常に無線 LAN が機能するようになった。

2013年1月17日 (木)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010にFedora 18をインストール[更新]

実は、Alpha 版の頃から何度か MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) への Fedora 18 のインストールを試みていたのだが、Live DVD を MBR 起動しようとすると、途中で止まってしまい、起動できないという問題を抱えていた。残念ながら、この問題は Fedora 18 の正式リリース版でも解消されなかった。

(この問題は、おそらく Mac の内蔵 HDD を五つ以上のパーティションに分けている場合にのみ起こると思われる)

ということは、Live DVD を EFI 起動せざるを得ないが、そうするとインストーラープログラムが強制的に Fedora の GRUB を EFI にインストールしてしまい、MBR にはインストールできなくなる(できるようにする方法があるのかもしれないが、筆者は把握していない)。

必然的に、今回は EFI インストールを選択するしかないということになる。これまでは MBR インストールした上で Windows 8 の Bootmanager で起動するという方法をとっていたが、今回は(とりあえず)あきらめるしかないようだ。(追記2013/01/24:MBR 起動の方法が判明した。文末参照)

EFI インストールの方法は当ブログの過去記事「Mac+外付けHDDにFedora 17をインストール」で述べたのとほぼ同じである。

但し、Fedora 17 の Live CD は Mac の EFI で直接起動できたのに、18 ではなぜかそれもできなくなっている。そのため、USB メモリーにインストールした rEFIt を用いて、そこから Live DVD を起動する必要がある。

インストールに際しては、上記の記事でも述べているように、Fedora を Mac の EFI から起動させるための特別な HFS+ パーティションが必要である。好都合なことに、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) の内蔵 HDD の一番後ろには 128 MB ほどの空きスペースが取られていた(Mac OS X のディスクユーティリティ.app で HDD を HFS+ でフォーマットするとパーティションの間にそのような空きスペースができることが多い)ため、それを利用して Fedora 18 起動用の HFS+ パーティションを作ることにした。この作業は GParted Live CD で行った。そのパーティションのサイズは 64 MB とした。

その結果、筆者の MacBook Pro は以下のようなパーティション構成となった。

  • sda1 …… EFI 領域
  • sda2 …… Bios Boot (FAT32)
  • sda3 …… Ubuntu (EXT4)
  • sda4 …… Windows 8 (NTFS)
  • sda5 …… Linux Swap
  • sda6 …… Fedora 18 (EXT4)
  • sda7 …… Mandriva 2011 (EXT4)
  • sda8 …… Mac OS X Snow Leopard
  • sda9 …… Fedora Boot 用(HFS+。64 MB。新規作成)

Fedora 18 からはインストールプログラム「anaconda」の仕様が大きく変わっている。詳細はここでは述べないが、インストールの際、パーティションを指定する段階で、sda9 を「/boot/efi」と指定すれば、インストールを進めることができる。

インストール自体は問題なく終了した。

しかし、無線 LAN がなぜか有効にならないという問題が生じた。ハードウェア自体が認識されていないようだ。17 までは rpmfusion の nonfree レポジトリから「kmod-wl」というパッケージをインストールすれば有効となったが、18 ではそれがうまくいかない。現在、解決策を模索中である。判明したらここに追記するかもしれない。

(追記)
MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) の無線 LAN チップは ハードウェア的には Fedora 18 に認識されている(lspci -nnk で調べると表示される)。ということは、やはりドライバーの問題のようだ。kmod-wl ではなく、akmod-wl のほうでも試したが、やはりうまくいかなかった。ウェブ情報によれば、deb 用のドライバーをコンバートして使うという方法があるという。だが、そのやり方は複雑なので、引き続き別の方法を模索する。


(追記2013/01/21)
無線 LAN の問題は解決した。詳細は次回の記事で述べている。


(追記2013/01/24)
Fedora 18 の DVD を MBR 起動させる方法がわかった。起動時のカーネルパラメーターに「acpi=off」と指定すればよい。具体的には、

  1. Fedora DVD を MBR 起動する(option キーを押しながら Mac を起動すれば表示される「OS 選択画面」上で「Windows」と書かれた CD の形のアイコンを選択する)。
  2. しばらくしたら Fedora 18 のブート選択画面が現れるので、Tab キーを押す。
  3. 画面の下のほうに「vmlinuz」で始まる文字列が表示されるはず。その最後に更に「acpi=off」と書き加える。この時、キーボード配列が日本のものになっていないので、= を打つには数字の 0 の二つ右隣(「へ」キー)を押す必要がある。
  4. return キーを押してブートする

という手順を踏む。

ところが、そのようにして MBR 起動してこれまで通りインストールを進めることができるかと思いきや、別の問題が生じた。

Fedora 18 のインストーラーではなぜか、GRUB を任意のパーティションの先頭にインストールすることができないのである。いろいろ調べたが、どうもそういうオプションが存在しないようだ。

仕方なく、GRUB は一旦、MBR にインストールし、あとで Fedora をインストールしたパーティションの先頭にインストールし直した後、Windows で MBR を修復するという方法をとることにした。

(個人的には、過去に MBR の修復に失敗して Windows を再インストールするはめになったことが何度かあり、そうなってしまうと、Windows 環境を一から再構築せねばならず、非常に手間がかかるため、できればこんなやり方は避けたいのが本音である。次期 Fedora では修正されていることを願う)

以上の結果、Fedora 18 も 17 以前と同様、MBR インストールして Windows 8 の Bootmanager で起動することに成功した。上記のパーティション構成リストに掲載されている sda9 は不要となったので削除した。


(追記2013/01/27)

上記のやり方で MBR インストールした Fedora 18 は、当然ながら、カーネルパラメーターに acpi=off を付けないと起動ができない。また、画面表示の解像度は 1280 x 800 では表示されず、1024 x768 になってしまう。

だが、カーネルを 3.7.4-204 にアップグレードすれば、それらの問題はすべて解決する。acpi=off も必要なくなるし、1280 x 800 表示も可能になる。

2012年11月 5日 (月)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010+Window 8の無線LAN

(注記:以下の記述は Windows 8 に正式に対応した Boot Camp ドライバーがリリースされる前の時点(2012年11月5日)での話である。今後、正式に Windows 8 に対応したドライバーがリリースされたら、以下の記述は意味をなさなくなる)

MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Window 8 64bit 版をインストールした場合、Wifi (無線LAN) の通信速度がすごく遅いことがわかった。Windows 7 だった頃の10分の1ほどの速度しか出ていない。

調べたところ、Windows 8 に標準添付されている Broadcom BCM43XX 用のドライバーのバグによるものとのこと。解消するにはドライバーをダウングレードする必要がある。

Boot Camp 4.0 に同梱されている Windows 7 用の Broadcom BCM43XX ドライバーは Windows 8 標準添付のものよりも古いので、それを用いればダウングレードが可能である。

その手順を概略だけ述べると、まず、Boot Camp ドライバー群の中から Broadcom BCM43XX 用のドライバーパッケージを探し出す。EXE ファイルになっているが実体は自己解凍型圧縮ファイルなので、WinRar などを用いて展開する。そして、デバイスマネージャーでドライバーの更新を行い、その際に先ほど展開したフォルダーを選択すれば、ダウングレードが完了する。

但し、基本的に元には戻せないので、どうしても元に戻したい場合はあらかじめバックアップをとっておく必要がある。起動ドライブ(普通はC:)の「Windows¥system32¥DriverStore」あたりにあるはずだが、筆者は把握していない。知りたい方は他の情報源をあたってください。

2012年10月26日 (金)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010にWindows 8をインストール[レポート]

MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Windows 8 Pro 64bit アップグレード版をインストールしてみた。結論から言うと、何の問題もなく成功した。

筆者は Windows と Mac OS X だけでなく、Linux もいくつかインストールする関係上、ハードディスク内に五つ以上のパーティションを作る必要があるため、Mac OS X に付属の Boot Camp アシスタントは使用できない。なので、Windows はいつも手動でインストールすることにしている。今回ももちろん手動インストールである。以下に、筆者のインストール体験をレポートする。

(※注記:MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Windows 8 64bit をインストールする際の注意事項などは、「MacBook Pro 13-inch Mid 2010上でWindows 8」にまとめておいたのでそちらを参照)

クリーンインストールが可能なのかどうかは知らないが、アップグレード版である以上、ちゃんと Vista からアップグレードしたほうがいいだろう(あとでライセンス認証に失敗したりするのはいやなので)と考え、まず「MacBook Pro 13-inch Mid 2010にWindows Vistaをインストール」に書いてある通りのやり方で Vista 32bit 通常版(非アップグレード版)をインストールする(MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Boot Camp アシスタントを使わずに Vista をインストールする場合、このような複雑な方法が必要である)。

次に、「MacBook Pro購入、クワッドブート」に書いてある通りのやり方で Windows 8 Pro 64bit アップグレード版をインストールする。その際、Windows 8 のインストーラーは、アップグレードアシスタントによってダウンドーロした iso を DVD-R に焼いたものを使用した。

概略だけ述べると

sda1 …… EFI 領域(変更せず)
sda2 …… HFS+
sda3 …… HFS+
sda4 …… NTFS (Windows Vista インストール済み)
sda5 以下任意

のようにパーティション分けを行った上で sda4 に Windows 8 をインストールする、ということになる。

なお、32bit → 64bit のアップグレードの場合、純然たるアップグレードはできない(以前にインストールされていた Windows を「Windows.old フォルダー」に退避してそれとは別に新たに Windwos 8 をインストールするのみ)ので、インストールの際、「インストール先選択」画面で「カスタム」を選択して sda4(4番目のパーティション)を指定する。

冒頭にも述べたようにインストールは問題なく成功し、また、画面表示や無線 LAN なども別途ドライーバーをインストールすることなく、Windows 8 にデフォルトで入っているドライバーだけで正常に動作した。

ちなみに、現時点では Apple から正式に Windows 8 に対応した Boot Camp ドライバーが配布されていない。筆者は Boot Camp 4.0 をそのままインストールしたが、それだとなぜか画面が暗くなってしまうという問題が生じた。そこで、Boot Camp でインストールされたドライバーのうち NVIDIA ドライバーのみをアンインストールし、改めて NVIDIA 社のサイトからダウンロードした最新の Windows 8 64bit 用ドライバーをインストールしたところ、問題は起きなくなった。

とは言え、現時点では Apple による正式な対応でないのは確かなので、パフォーマンスは Windows 7 よりは劣る。現時点でのエクスペリエンスインデックスのスコアは 4.9 であり、Windows 7 の 5.3 より低下している。もちろん、正式なドライバーがリリースされたら Windows 7 と同等、もしくはより良好になるだろう。正式リリースを期待している。

それと、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Windows 7 64bit 版をインストールした場合、なぜか起動後に毎回サウンドがミュートされてしまうという問題が生じていたが、Windows 8 では起きていない。

ただ、筆者のように Windows のブートマネージャーで Linux を起動している者にとって、Windows 8 のブートマネージャーはそのままだと問題がある。なぜなら、OS 選択画面が表示されるタイミングがとても遅い(ある程度 Windows を起動したところで表示される)からである。だが、とあるウェブ情報によると、管理者権限のあるコマンドプロンプトで

bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy

を実行すれば、Windows Vista 〜 7 のような選択画面になることがわかった。表示されるタイミングも、もちろん起動直後になる。なお、元の表示に戻すには

bcdedit /set {default} bootmenupolicy standard

を実行する。

今のところ、ブートマネージャーを利用しての Linux(Ubuntu、Fedora、Mandriva)の起動は問題なく行えており、Mac OS X を含めてクイントブート(五択起動)に成功している。

より以前の記事一覧