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2013年4月28日 (日)

Mac+外付けHDDにUbuntu 13.04をインストール

以前、「Mac+外付けHDDにUbuntu 12.04をインストール」の中で MacBook Pro (mid 2010, 13 inch) に接続した USB 外付け HDD 内に Ubuntu をインストールする場合について述べたが、その時は「GRUB は内蔵 HDD の EFI 領域にインストールされる」と結論づけていた。

先日、Ubuntu 13.04 がリリースされたため、外付け HDD にもインストールを試みた。その過程で、GRUB を外付け HDD にインストールできないかどうか試したところ、工夫すればできることがわかった。

GRUB を 外付け HDD にインストールすれば、内蔵 HDD を「汚さず」に済む。

また、場合によっては、その外付け HDD を別の Mac に接続して起動することも可能になる(※同じ会社のグラフィックチップを使用していることが条件。筆者が現在所有する Mac は二台とも NVIDIA なので可能)。

但し、インストールされた Ubuntu を起動するには、やはり rEFIt もしくは rEFInd が必要である。option キーを押しながら Mac を起動することによって表示される「OS 選択画面」から直接起動できるようになるわけではない(ちなみに、Fedora は直接起動が可能。「Mac+外付けHDDにFedora 17をインストール」を参照)

なお、以下に掲載するスクリーンショットは Xubuntu のものだが、インストーラープログラム自体は Ubuntu も Kubuntu も Xubuntu も Lubuntu も同じなので、そのいずれをインストールする場合であっても以下の記述が適用できる。

前提として、外付け HDD 内にすでに「Ubuntu 用パーティション」と「Swap パーティション」と「Boot 用パーティション」が作成してあるものとする。外付け HDD(sdc)のパーティション構成は以下の通りである(今回の説明に無関係のパーティションは省略して記述している)。

sdc1 …… EFI 領域
sdc4 …… rEFInd 用(HFS+)- 32 MiB
sdc5 …… Linux swap - 4 GB
sdc8 …… Boot 用パーティション(FAT32)- 100 MiB
sdc9 …… Ubuntu インストール用パーティション(EXT4)- 10 GB

Boot 用パーティション(sdc8)のサイズは 100 MiB とした。


外付け HDD にインストールする場合、インストールに使用する DVD イメージは 64 bit(amd64)版でなければならない(32bit 版だと MBR インストールになってしまうため、外付け HDD からは起動できない)。それを DVD-R 等に焼く、もしくは USB メモリに書き込んで Mac に挿入し、起動する。その際、「OS 選択画面」で「EFI Boot」という名前のついた CD-ROM 形アイコンを選択する必要がある。

インストールを進める過程で、「インストールの種類」として「それ以外」を選ぶ。
ubuntu1304_install_01

そこで表示される「インストールの種類」ウィンドウにおいて、「sda1」(内蔵 HDD の第一パーティション)を選択し、「Change...」ボタンを押す。そして「パーティションを編集」ダイアログボックス上で「利用方法」を「パーティションを使わない」にし、「OK」ボタンを押す。
ubuntu1304_install_02

すると「タイプ」が「efi」から「fat32」に変わる。

次に、同じやり方で「sdc1」(外付け HDD の第一パーティション)も「パーティションを使わない」に変更する。
ubuntu1304_install_03

※もしインストールの際、何らかの事情で他にも USB メモリや 外付け HDD などを接続しており、その内部に「タイプ」が「efi」になっているパーティションが存在するなら、そのすべてを「使わない」に設定する必要がある。

Ubuntu 用パーティション(sdc9)の「マウントポイント」を「/」に設定する。
ubuntu1304_install_06

(※重要!) Boot 用パーティション(sdc8)の「マウントポイント」を「/boot/efi」に設定する。その際、選択肢の中に「/boot/efi」が存在しないので、手動で打ち込む必要がある。
ubuntu1304_install_07

最後に、最下部の「ブートローダをインストールするデバイス:」を Boot 用パーティション(sdc8)に設定する。
ubuntu1304_install_08

あとは、「インストール」ボタンを押し、通常通りインストールを続ける。


※なお、筆者は内蔵 HDDにも Linux をインストールしているため、内蔵 HDD にも Linux Swap パーティション(sda5)が存在する。そのまま外付け HDD にインストールすると 内蔵 HDD の Swap 領域も Swap として認識されてしまう(/etc/fstab に記述されてしまう)ので、sda5 も「使用しない」に設定する。外付け HDD を別の Mac につないで Ubuntu を起動させる際、そのような記述が無駄になるからである。
ubuntu1304_install_04


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