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2012年10月26日 (金)

MacBook Pro 13-inch Mid 2010にWindows 8をインストール[レポート]

MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Windows 8 Pro 64bit アップグレード版をインストールしてみた。結論から言うと、何の問題もなく成功した。

筆者は Windows と Mac OS X だけでなく、Linux もいくつかインストールする関係上、ハードディスク内に五つ以上のパーティションを作る必要があるため、Mac OS X に付属の Boot Camp アシスタントは使用できない。なので、Windows はいつも手動でインストールすることにしている。今回ももちろん手動インストールである。以下に、筆者のインストール体験をレポートする。

(※注記:MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Windows 8 64bit をインストールする際の注意事項などは、「MacBook Pro 13-inch Mid 2010上でWindows 8」にまとめておいたのでそちらを参照)

クリーンインストールが可能なのかどうかは知らないが、アップグレード版である以上、ちゃんと Vista からアップグレードしたほうがいいだろう(あとでライセンス認証に失敗したりするのはいやなので)と考え、まず「MacBook Pro 13-inch Mid 2010にWindows Vistaをインストール」に書いてある通りのやり方で Vista 32bit 通常版(非アップグレード版)をインストールする(MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Boot Camp アシスタントを使わずに Vista をインストールする場合、このような複雑な方法が必要である)。

次に、「MacBook Pro購入、クワッドブート」に書いてある通りのやり方で Windows 8 Pro 64bit アップグレード版をインストールする。その際、Windows 8 のインストーラーは、アップグレードアシスタントによってダウンドーロした iso を DVD-R に焼いたものを使用した。

概略だけ述べると

sda1 …… EFI 領域(変更せず)
sda2 …… HFS+
sda3 …… HFS+
sda4 …… NTFS (Windows Vista インストール済み)
sda5 以下任意

のようにパーティション分けを行った上で sda4 に Windows 8 をインストールする、ということになる。

なお、32bit → 64bit のアップグレードの場合、純然たるアップグレードはできない(以前にインストールされていた Windows を「Windows.old フォルダー」に退避してそれとは別に新たに Windwos 8 をインストールするのみ)ので、インストールの際、「インストール先選択」画面で「カスタム」を選択して sda4(4番目のパーティション)を指定する。

冒頭にも述べたようにインストールは問題なく成功し、また、画面表示や無線 LAN なども別途ドライーバーをインストールすることなく、Windows 8 にデフォルトで入っているドライバーだけで正常に動作した。

ちなみに、現時点では Apple から正式に Windows 8 に対応した Boot Camp ドライバーが配布されていない。筆者は Boot Camp 4.0 をそのままインストールしたが、それだとなぜか画面が暗くなってしまうという問題が生じた。そこで、Boot Camp でインストールされたドライバーのうち NVIDIA ドライバーのみをアンインストールし、改めて NVIDIA 社のサイトからダウンロードした最新の Windows 8 64bit 用ドライバーをインストールしたところ、問題は起きなくなった。

とは言え、現時点では Apple による正式な対応でないのは確かなので、パフォーマンスは Windows 7 よりは劣る。現時点でのエクスペリエンスインデックスのスコアは 4.9 であり、Windows 7 の 5.3 より低下している。もちろん、正式なドライバーがリリースされたら Windows 7 と同等、もしくはより良好になるだろう。正式リリースを期待している。

それと、MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に Windows 7 64bit 版をインストールした場合、なぜか起動後に毎回サウンドがミュートされてしまうという問題が生じていたが、Windows 8 では起きていない。

ただ、筆者のように Windows のブートマネージャーで Linux を起動している者にとって、Windows 8 のブートマネージャーはそのままだと問題がある。なぜなら、OS 選択画面が表示されるタイミングがとても遅い(ある程度 Windows を起動したところで表示される)からである。だが、とあるウェブ情報によると、管理者権限のあるコマンドプロンプトで

bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy

を実行すれば、Windows Vista 〜 7 のような選択画面になることがわかった。表示されるタイミングも、もちろん起動直後になる。なお、元の表示に戻すには

bcdedit /set {default} bootmenupolicy standard

を実行する。

今のところ、ブートマネージャーを利用しての Linux(Ubuntu、Fedora、Mandriva)の起動は問題なく行えており、Mac OS X を含めてクイントブート(五択起動)に成功している。

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