« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2012年8月31日 (金)

Mac用Gimp2.8.2の公式Native版[更新]

これまでの Mac 用 Gimp X11 版 に加え、Native 版「gimp-2.8.2-dmg-2.dmg」が公式サイトのダウンロードページ (※注:OS 自動判別。Mac でアクセスすれば Mac 版が表示される) で公開されているが、残念なことに、この Native 版は日本語環境下では動作しない(追記:下記[更新]参照)。

システム環境設定の「言語とテキスト」内の「言語」で English を一番上にしてから Native 版を起動すれば、表示が英語になるものの、ほぼ正常に動作する。ワコムのペンタブレットにも対応している(やや特殊な設定が必要。その手順は X11 版と同じ)。

Native 版が日本語環境に早く対応することを願う。

その他にも、ダイアログボックスがなぜかウィンドウの後ろに入り込んでしまう、Native であってもやはりテキストツールで日本語を打つことができない、などの問題点がある。

今はまだ、Mac OS X の日本語環境下では素直に X11 版を使ったほうがよさそうだ。

(更新 2012/09/04)
公式サイトのダウンロードページ (※注:OS 自動判別。Mac でアクセスすれば Mac 版が表示される) で別の Native 版「GIMP-2.8.2-p4-Mountain-Lion.dmg」が公開された(ファイル自体は SourceForge.net 内に置かれている)。これまで X 11 版をビルドして公開していた方が新たに Native 版をビルドされた模様。こちらは日本語環境でも正常に動作するようだ。

但し、やはりテキストツールで日本語を打つことはできない。日本語を別のアプリでコピーして Gimp のテキストツールにペーストすれば画像に入れることは可能。だが、ペーストの際のキー操作は、Mac 標準の「command + V」ではなく、X 11 のほうに準拠した「control + V」になっているので注意(しかしながら、画像編集においては普通に「command + C」で画像の選択範囲をコピーし「command + V」でペーストできる)。


余談だが、2011年に Mac でも使えるフリーのペイントソフト「FireAlpaca」が公開された(配布サイトはこちら)。Mac 上でフリーソフト&ペンタブレットを使って絵を描くなら、FireAlpaca が今のところベストだと思う。ただ、画像加工機能はほとんどないので、Gimp か Seashore と併用すると良いかもしれない(なお、有料ソフトなら CLIP STUDIO PAINT がおすすめ。実質4,000円で入手可)。


2012年8月23日 (木)

メモ.appエクスポートAppleScriptを作った[更新]

先日のインポート Script に引き続き、メモ.app の各メモをエクスポートする AppleScript を作った。

メモ.app の1つのフォルダ内にあるすべてのメモを書き出す、という仕様である。

リッチテキスト形式で書き出すか、プレーンテキスト形式で書き出すかを選べるようになっており、プレーンテキストの場合は更に1つのファイルに結合させることもできる。

但し、リッチテキストの場合でも画像は書き出せない。

また、既知の問題として、一件のメモが 100KB を超えている場合、うまく書き出せない。結合する場合も、結合後のファイルのサイズが 100KB を超えているなら結合に失敗する。

なお万が一、このスクリプトを使用して損害を被ったとしても、筆者は一切の責任は負わないので、あしからずご了承願います。

※注記(2016-09-21):
macOS Sierra 10.12.0 の時点では下の画像の通り Apple Script の選択ダイアログボックスにバグがある

今後、10.12.1 以降で修正されるかもしれない。その場合はこの注記は無視してくだきたい。

続きを読む "メモ.appエクスポートAppleScriptを作った[更新]" »

2012年8月20日 (月)

メモ.appインポートAppleScriptを作ってみた[更新]

(2015/10/06追記:この記事に記載されている Apple Script は OS X 10.10 Yosemite 以前にのみ対応している。OS X El Capitan 対応版はこちら)


短いテキストを iPhone と同期するために、これまで Evernote を活用してきた。

だが、Evernote は PIXELA 社の Capty TV と同時起動ができない(画面キャプチャーアプリと認識され、テレビの受信や録画した番組の再生をストップしてしまう)ので、Evernote をログイン項目に入れてしまうと、Capty TV による留守録に支障を来す。そのため、Evernote を常駐はさせておらず、使用のつど立ち上げることにしているのだが、残念なことに Evernote の起動速度は快速とは言いがたく、ちょっとメモを参照しようとするたびに10秒ほど待たなければならないのである。

そこで、かねてから Mountain Lion を導入した暁には付属の メモ.app を活用しようと考えていた。実際に導入してみると、ページ内の検索ができないという欠点はあるものの(苦笑)、短いテキストをさっと書き留めたり参照したりするには意外と役に立つアプリだ。

メモ.app をちょっと触っただけは気づかないかもしれないが、各メモをフォルダーに分けて整理する機能が備わっている。デフォルトではフォルダーリストが非表示になっており、メモリストの右下にあるボタンを押せば表示される。

フォルダーを1つも作っていなければ、フォルダーリストには「iCloud のすべて」と「メモ」という二つのフォルダーのみが存在する。但し、「iCloud のすべて」はフォルダーではなく、すべてのメモを一括表示するためのものであり、実際には「メモ」ただ1つしかない。

メモリストの「iCloud」にマウスポインターを合わせるとその右横に「+」マークが表示される。それをクリックすると、フォルダーを作成することができる。

筆者は、そのフォルダーの中に、1つのテキストファイルを一定の法則により分割して複数のメモとして簡単にインポートしたい、と考えた。そこで作成したのが下に掲載する AppleScript である。

なお、筆者はプログラミングの専門教育を受けたわけではないので、お世辞にもきれいなスクリプトとは言えない(笑)。ただ、AppleScript の熟練者でこれからメモ.app によるスクリプティングを始めようという方々にとっては多少は参考になる部分もあるのではないかとは思う(メモ.app 内における「note」や「folder」の扱いなど)。ちなみに、「メモ」フォルダーは日本語環境ではメモと表示されるが、実体は「Notes」フォルダーという名前である。AppleScript で扱う際は必ず「folder "Notes"」 と指定しなければならない。

断っておくが、以下のスクリプトを実行して何らかの損害を被ったとしても、筆者はいっさいの責任を負わない。あしからずご了承願いたい。

なお、使用方法は記事の最後に掲載している。

続きを読む "メモ.appインポートAppleScriptを作ってみた[更新]" »

2012年8月 2日 (木)

Mac版SafariのiCloudタブの中身は削除できるのか

Mountain Lion 版 Safari 6 の新機能「iCloud タブ」は、現在 Safari で開いているタブの情報を iCloud に送り、別のマシンの Safari 6 でそれをすぐに見られるようにするという、なかなか便利な機能である。

ところが、Mountain Lion を一週間前にインストールして以来、筆者の Safari 6 の iCloud タブには不要な項目が一つ、ずっと表示されたままだった。というのは、筆者は Mountain Lion がリリースされた日、一度外付け HDD に試しインストールした。その際に Safari 6 で開いたタブの情報が iCloud にアップロードされてしまい、試しインストールした Moutain Lion を削除した後も残ってしまったのである。

iCloud タブは、タブを閉じるとかブックマークリストを表示するとかすれば、その時点で iCloud に「何も表示していない」という情報が送られるため、消えてしまう。だが筆者はそれを怠ったまま Moutain Lion ごと削除してしまったために残ってしまった、ということである。

幸いにして、iCloud タブに残ったサイトはある種の Mac 関連サイトだったのでさほど問題はなかったが、もしこれが「未成年が閲覧するにはふさわしくないサイト」とかだったら、もっと焦っていただろう(笑)。

それでも、永久にそのサイトが残ってしまうのも嫌だと思い、昨日、検索サイトで関連情報をあたってみた。すると意外とあっさりと Apple のサイトにある以下の記事が見つかった。

"iCloud: Using and troubleshooting iCloud Tabs"

このページの一番下のほうに、「(iCloud に送られた)iCloud タブの情報は、そのタブをアップロードした Mac からのアクセスが一週間なければ、自動的に消える」と書かれている。昨日の時点で試しインストールからほぼ一週間経ってることから、もしその記述通りなら、今日あたりに消えるはず、ということになる。

果たして、さきほど Safari 6 の iCloud タブをクリックしてみたところ、無事消滅が確認された。

いずれにせよ、Mountain Lion 上で iCloud タブを使用している人が、Mountaina Lion を完全削除して再インストールするような場合は、必ず Safari 6 上で「すべてのタブを閉じる」という行為を行っておいたほうがいいだろう。

Windows Live IDが即時削除できるようになった

(更新:2012/08/24)

筆者は何年か前から Microsoft 社のアカウントサービス「Windows Live ID(現在は名称が Microsoft アカウントに変更されている)」のアカウントを削除しようと試みていたのだが、どうしてもうまくいかなかった。

ヘルプによれば「hotmail.com(もしくは msn.com もしくは live.com)アドレスをログイン ID として使用している人は、Hotmail を 270日間放置すればメールアカウントが消えるので、ID も消せるようになる」などとアナウンスされていた。

要するに、Hotmail アドレスをログイン ID としている人は、アカウントの即時削除が全く行えないばかりか、削除に成功したかどうかを確認するのに9ヶ月も待たねばならず、もし失敗していたらまたやり直して9ヶ月待たねばならなかったのである(苦笑)。

それが最近(というか昨日?)、Hotmail が Outlook.com というサービスに変更になった。その際に各種の仕様も改善され、これまでは不可能だった「ログインに使うメールアドレスを Hotmail アドレス以外に変更する」ことが可能になった。そのおかげで、昨日、ようやくアカウントの削除に成功した。

具体的には以下のような手順を踏む。

  1. 「通知用メールアドレス」を登録し、そのアドレスを「優先アドレス」にする。(すでにこれらのことを行っている場合は、改めて行う必要はない)
  2. ログインに使うアドレスを Microsoft アカウントに関係のないアドレス(hotmail.com、msn.com、live.com、hotmail.co.jp、outlook.com 以外のアドレス)に変更する。(この時、1. のアドレスとは別のアドレスが必要になる)
  3. アカウントを削除する。

(更に詳細な手順は下にまとめてある)

こうすれば、270日も待つことなく(笑)、即時削除できる。

それにしても、今までなぜログインアドレスの変更が許されなかったのか不思議でたまらない(苦笑)。

余談だが、Windows 8 でログインに Microsoft アカウント(旧称 Windows Live ID)を使用している場合、もしログインに使うメールアドレスを変更してしまったら、どうなるか。Windows 8 にログインできなくなるのではないか、という懸念があるかもしれないが、全くそのようなことはない。次回のログイン時には自動で新メールアドレスでログインできるようになっている(おそらく、ログインに使うメールアドレスと実体としての ID を別に管理しているのだろう)。

続きを読む "Windows Live IDが即時削除できるようになった" »

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »