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2012年6月 2日 (土)

MacBook Pro mid 2010 13 inchにMandriva 2011をインストール

先日、MacBook Pro mid 2010 13 inch の ハードディスクのパーティションを切り直し、Linux 用のパーティションを一つ増やしたので、そこに Mandriva 2011 をインストールしてみた。

インストールに際しては、最近の Fedora や Ubuntu と同様、「Bios Boot」パーティションが必要(EFI からブートする場合は必要ない。あくまでも BIOS → MBR ブートの場合にのみ必要)。つまり、MBR ブートの場合、現在では

  • Bios Boot パーティション
  • ルートパーティション
  • スワップパーティション

の三つが最低限必要、ということになる。(少し前まではルートパーティションとスワップパーティションの二つだけでよかった)。(追記2012/06/19:これはあくまでもハードディスクが GPT の場合である。すでに Windows がインストールされている PC/AT 互換機に追加で Mandriva をインストールするような場合はハードディスクが MBR パーティションになっているはず。そのような場合は Bios Boot パーティションは必要ない)

Bios Boot パーティションの大きさは 1 Mib でよい

ただ、Bios Boot パーティションは、スワップパーティションと同じく、他のディストリビューションと共用できるため、一つのマシンに複数の Linux ディストリビューションをインストールする場合でも、Bios Boot バーティションは一つでよい。

なお、Mac にインストールする場合、Bios Boot パーティションは先頭から三つ以内(sda2 か sda3 か sda4)でなければならない。

また、筆者の経験では、Mac にインストールする場合、Bios Boot パーティションは一旦「FAT32」でフォーマットされたパーティションとして作成し、それを「Bios Boot パーティションとして使用する」ように設定したほうがよいようだ(以前、Fedora をインストールするにあたり、Fedora のインストーラーでパーティションを切り分け、空き領域に直接 Bios Boot パーティションを作成したところ、Mac からうまく認識されなかったような記憶がある)。

結果的に、筆者の MacBook Pro は以下のようなパーティション構成となった。

  • sda1 …… EFI 領域(フォーマットせず)
  • sda2 …… Bios Boot (FAT32)
  • sda3 …… Ubuntu (EXT4)
  • sda4 …… Windows 7 (NTFS)
  • sda5 …… Linux Swap
  • sda6 …… Fedora 17 (EXT4)
  • sda7 …… Mandriva 2011 (EXT4)
  • sda8 …… Mac OS X Snow Leopard

以前にも述べたように、Mac に多種の OS をインストールする場合 Windows は sda4 でなければならないという拘束がある。筆者は Ubuntu と Fedora と Mandriva を Windows 7 の Bootmgr で起動することにしているので、このような構成でも Fedora や Mandriva を起動することができる。だが、rEFIt で起動するなら、この構成では Ubuntu しか起動できない。以前は Windows をインストールしないなら rEFIt で Linux を最大三つ起動できた(sda2、sda3、sda4)が、現在では Bios Boot が必要なので、rEFIt からの Linux の起動は二つまでということになる。

その後、インストール自体は問題なく成功した。

しかしながら、インストール直後の状態では「マシンを再起動しようとするとフリーズする」「無線LAN接続ができない」「サウンドの音量がとても小さい」という三つの問題が生じた。

再起動の問題

再起動に関しては、grub の設定ファイルに「reboot=pci」と書き加えれば直る。

具体的には「/boot/grub/menu.lst」内の「kernel (hd0,X)/boot/vmlinuz ……」という長い行の一番最後に半角スペースを置いて「reboot=pci」と書き加える。

なお、一度書き加えれば、その後カーネルをアップグレードしても自動的に「reboot=pci」が追加されるので、カーネルアップグレードのたびに書き加えたりする必要はない。

無線LANの問題

無線LAN接続は、無線LANチップのドライバーがデフォルトでは対応していないことが原因。解決方法は公式 wiki に掲載されており、それによると


$ wget http://mirror2.openwrt.org/sources/broadcom-wl-5.10.56.27.3_mipsel.tar.bz2
$ tar xjf broadcom-wl-5.10.56.27.3_mipsel.tar.bz2
$ su
# b43-fwcutter -w /lib/firmware/ broadcom-wl-5.10.56.27.3/driver/wl_apsta/wl_prebuilt.o
# modprobe b43
 

サウンドの問題

まず、一般ユーザーで


$ alsamixer
 

を実行する。すると、グラフィカルなミキサー設定画面が表示される。そこで「fn + F6」キーを押し、「HDA NVidia」を選択する。そこで、→ キーで「Front S」を選択し、↑ キーでボリュームを最高に上げる。そして ESC キーを押して alsamixer を終了させる。

この時点でサウンドが一時的に正常に鳴るようになる。次に、その設定を永続的なものにする設定を行う。まず、ルート権限で


# alsactl store
 

を実行してボリューム設定を保存する。

この状態ではマシンを再起動するとまた元の設定(Front S のボリュームが0)に戻ってしまうため、マシン起動時に alsamixer の設定が再度読み込まれるようにする。


# vi /etc/rc.d/rc.local
 

テキストエディターで上記のように「rc.local」を開き、その一番最後に

/usr/sbin/alsactl restore

という一行を書き加える。

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