Thunderbird 10.0でiCloudメールを使う[HowTo]
(関連項目:Windows Live Mail 2011でiCloudメールを使う)
(関連項目:Evolution 3.2.3でiCloudメールを使う)
これまで iCloud メールを Thunderbird で送受信するには、特別なアカウント設定とフォルダ設定が必要だったが、その後、 iCloud メールに一応の対応が行われたらしく、アカウント設定に関してはデフォルトのままで可能となったようだ。
一方、フォルダ設定に関しては、以前のように送信がうまくいかないということはなくなった。しかしながら、現在でも Thunderbird の認識するフォルダ名と iCloud メールのフォルダ名が異なっているため、送信済みメールや削除済みメールは iCloud メールの「送信済み」フォルダや「ゴミ箱」フォルダには入らず、「Sent」「Trash」という別のフォルダが勝手に作成されてそこに入ってしまうことになる。
ただ、それでも送信は問題なく行えるので、他の iOS デバイスや他のメールクライアントとの同期を行わないのであれば、フォルダ設定はどうしても必要というわけではない。
だが、もし同期を前提にしており、 Thunderbird のフォルダと iCloud メールのフォルダを一致させたいというのであれば、フォルダ設定を行う必要がある。
以下に掲載するのは Thunderbird 10.0 で iCloud メールを使う場合の設定である。今後、Thunderbird もしくは iCloud がバージョンアップされた場合、以下とは異なる可能性がある。
画像は Mac 版のものだが、Windows 版でも Linux 版でも内容は同じである。
- メニューバーから「アカウント設定」ダイアログボックスを起動する。「ツール」→「アカウント設定」を選択する(但し、Linux の場合は「編集」→「アカウント設定」である)。
- 左下の「アカウント操作」コンテキストメニューから「メールアカウントを追加」を選ぶ。すると新たなダイアログボックスが表示される。
- そこで必要事項を打ち込めば自動的にアカウント設定が行われる。この時点で受信はできるようになるはず。
- だが、現時点では Thunderbird の認識するフォルダー名と実際の iCloud メールのフォルダーが異なっているため、送信済みメールフォルダーやゴミ箱フォルダーがうまく機能しない。そこで、フォルダー設定を変更する。まず、再び「アカウント設定」を起動する。
- 左側の me.com アカウントの「サーバ設定」をクリックする。
- 真ん中のあたりに「メールを削除する時:」という項目がある。そこで「次のフォルダに移動する:」を「Deleted Messages」に変更する。
(画像をクリックして拡大表示) - 次に、同じダイアログボックス上で me.com アカウントの「送信控えと特別なフォルダ」をクリックする。
- そこで、上のほうにある「メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する」という項目を、「その他のフォルダを指定する: Sent Messages」に変更する。
- 「OK」ボタンを押す。
以上で正常に動作するようになる。なお、現時点では「下書きフォルダ」は設定しなくても正常に動作するようだ。
(更新2012/02/26)
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