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2011年11月10日 (木)

MacBook Pro mid 2010 13 inchにFedora 16をインストール

Fedora 16 ではインストール時に BIOS Boot という1 MiB の小さなパーティションを必要とするようになった。

これまで筆者の MacBook Pro (mid 2010 13 inch) の HDD は以下の通りだった(EFI 領域の sda1 は表記を省略する)。

sda2 …… Fedora 15
sda3 …… Ubuntu 11.10
sda4 …… Windwos 7 64bit
sda5 …… Linux swap
sda6 …… Mac OS X Snow Leopard

Fedora と Ubuntu は常に Windows 7 の Bootmaneger で起動しており、rEFIt は使用してない。

今回、Fedora 16 をインストールするにあたって、まず試したのは以下の構成だった。

sda2 …… Fedora 16 <--変更
sda3 …… Ubuntu 11.10
sda4 …… Windwos 7 64bit
sda5 …… Linux swap
sda6 …… Mac OS X
sda7 …… BIOS Boot <--追加

これでは起動できなかった。おそらく Mac の EFI の「MBR 互換モード」が HDD のうちの最初の四パーティションしか認識しないため、sda7 が認識できなかったことが原因と思われる。

そこで次に以下の構成を試した。

sda2 …… BIOS Boot <--変更
sda3 …… Fedora 16 <--変更
sda4 …… Windwos 7 64bit
sda5 …… Linux swap
sda6 …… Mac OS X

これなら起動に成功した。

だが、これでは OS を四つブートすることができない。やむをえず、Fedora 16 のインストールはあきらめて、Fedora のあったところに Mandriva でもインストールしようか、と考えた。

ところが、ふと思い立って、半ばやけくそで以下の構成を試してみた。

sda2 …… BIOS Boot <--変更
sda3 …… Ubuntu 11.10
sda4 …… Windwos 7 64bit
sda5 …… Linux swap
sda6 …… Fedora 16 <--変更
sda7 …… Mac OS X <--追加

すると、意外なことに起動が可能だった。

Fedora の GRUB は MBR ではなく sda6 パーティションの先頭にインストールした。その上で、sda6 パーティションの先頭 512 バイトをイメージファイルとして書き出して sda4 に置き、Windows 7 の Bootmanager から起動できるように bcdedit で編集した(このあたりの詳細については、一般的な PC/AT 互換機で Windows と Linux をデュアルブートする方法と同じなので、他のサイトを参照にしてほしい)。

筆者は今まで、Mac に Linux をインストールする場合、(EFI 起動しない限り)sda2 〜 sda4 にインストールした時だけ起動が可能だと思い込んでいた。確かに、いくつかのサイトにそのような記述が見られる。しかし、それはあくまで rEFIt で起動する場合であって、Windows の Bootmanager から起動するなら、どうやら sda5 より後ろでも起動が可能らしい。

そこで、次のような構成も試してみた。

sda2 …… 空
sda3 …… Ubuntu 11.10
sda4 …… Windwos 7 64bit
sda5 …… Linux swap
sda6 …… 空
sda7 …… Fedora 15 <--変更
sda8 …… Ubuntu 10.04 <--変更

この場合でも sda7 と sda 8 からの起動は問題なかった。

筆者はかつて PC/AT 互換機を所有していた頃、HDD を切り刻んで Linux や FreeBSD や Haiku OS など OS を合計15くらいインストールして遊んでいた(笑)。だが、上記のように、Mac では OS X 以外の OS は三つまでしかインストールできないと思っていたため、PC/AT 互換機を廃棄した後はそのような遊びはあきらめていたのである。

もし Mac でも sda5 より後ろのパーティションからでもいくらでもブートできるのであれば、またそのような遊びができるのだが(笑)。

なお、Fedora 16 のその他の設定に関しては 15 以前と同じである。無線LANチップは rpmfusion の nonfree レポジトリから kmod-wl をインストール、サウンドチップは snd-hda-intel model=mbp55 と書き換える、などである。詳細は「MacBook Pro (Mid 2010) 13inchにFedora 14をインストール」に書いてある。但し、再起動できない問題は解消されており、「reboot=pci」と書き加える必要はなくなっている。


余談ながら、Linux をインストールした直後は必ず MBR パーティションテーブルが壊れるので、その都度 rEFIt で MBR パーティションテーブルの修復を行わなければならない。

もう一つ、Ubuntu 11.10 インストール時に使われる HDD パーティショニングツールは、HDD のフォーマットを行うと Mac の HDD のパーティションマップをかなり壊してしまうようだ(苦笑)。修復するのに一苦労だった。


(追記2011/11/11)
その後、もう一度 Fedora 16 のインストールを試したところ、最後の段階の「ブートローダーのインストール」というところでエラーが出て、インストール終了後、起動ができなかった。その際、インストールに使用したメディアは 「Live CD」だった。

そこで、次に「インストール DVD」のほうで試してみたところ、こちらでは無事にブートローダーがインストールでき、起動にも成功した。

昨日は確か Live CD のほうで成功した記憶がある(苦笑)。なのに今日は失敗した。原因はよく分からない。

ただ、インストール DVD でのインストールの際、LAN ケーブルでネット接続しており、ソフトウェアの Update も同時に行った。もしかしたら Update によって何かが更新され、そのおかげでインストールに成功したのかもしれない。


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