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2011年7月23日 (土)

LionをMagic Mouseで

Lion のトラックパッドを使ったマルチタッチジェスチャーについては以前から方々で報じられていたが、Magic Mouse ではどうなるのか、ほとんど事前情報がなかった。

実際に iMac に Lion をインストールしてみたところ、Magic Mouse でも限定的ながらマルチタッチジェスチャーが使えることがわかった。

簡単にいうと、トラックパッドよりも一本少ない指でスワイプするようになっている。一本指左右スワイプでページ移動、二本指左右スワイプでフルスクリーン app および Spaces の切り替えという感じ。詳細はシステム環境設定の『マウス』を参照。

そのうえに、Lion では Magic Mouse 上をダブルタップというジェスチャーも新たに加わっている。

システム環境設定には『二本指ダブルタップで Mission Control』を起動としか書かれていないが、その他に隠しジェスチャー?として Dock アイコン上で二本指ダブルタップ (2011年7月27日訂正:一本指ダブルタップ)(トラックパッドでは三本指 (7月25日訂正:トラックパッドでも二本指))すると、そのアプリケーションの全ウィンドウ表示(Snow Leopard 以前の F10)になる。『control + ↓』というキーボードショートカットも割り当てられているが、キーボードではアクティブなアプリに対してしか行えない。Dock アイコン二本指ダブルタップなら、非アクティブであっても可能なので、なかなか便利である。

この機能および『ウィンドウをアプリケーションアイコンにしまう』設定(システム環境設定の Dock セクションで設定)を活用すれば、Windows 7 のタスクバーっぽい使い方ができる。Window 7 のタスクバーのほうが好みという方は活用してみてください。

ただ、『Magic Mouse 上を二本指でダブルタップする』という行為は、筆者の Magic Mouse の性能上の問題なのかもしれないが、少々コツを要する。マウスというものは常に指を置いて使うため、ダブルタップのあと無意識に指をマウスの上においてしまう。だが、このダブルタップを行うときは二度目のタップのあと、二本の指を確実にマウスから離して宙に浮かす必要があるようだ。また、マウスを保持するために親指や小指が上面に少し触れてしまって二本指になっていないこともある。その点でも注意しなければならない。筆者の場合、人差し指と中指でダブルタップするのだが、ほんの少し薬指が触れてしまい、失敗することも多い(苦笑)。 (2011年7月28日訂正:Magic Mouse かトラックパッドかを問わず、『ある条件下でダブルタップができなくなる』という不具合を生じるようだ。再起動すれば確実に直るがまたすぐに生じる場合もあるし、そもそも全然生じないこともある。どういう条件で起こるのか調査中)

もっとも、左右スワイプや一本指ダブルタップについては至極快適に動作しており、全く問題ない。特に左右スワイプの心地よさは目を見張るものがある。その点は強調しておきたい。

(2011年7月24日追記)
『二本指ダブルタップ』のコツについてだが、指を立てるようにすれば成功確率が上がるようだ。マウスを扱う時の指の状態とトラックパッドの時のそれを比較して一番異なる点は、まさにこの点だと気づいた。マウスを扱う時は指が水平に近くなっており接触面積が大きい。一方トラックパッドの場合は指が立っていて接触面積が小さい。Magic Mouse でのダブルタップが失敗するのはどうもその接触面積の大きさに起因するのではないか。なお、これはダブルタップに限らず、スワイプがうまくいかない場合にも指を立てることで改善できることが多いようだ。

(2011年7月28日追記)
ダブルタップができなくなった時の対処法はこちら

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