« Lionのフルスクリーン画面でDockを表示させる方法 | トップページ | Lionでダブルタップができなくなった時の一時的な対処法 »

2011年7月25日 (月)

LionのアプリケーションExposé

Lion では Exposé が廃止され、Spaces を吸収合併して Mission Control として生まれ変わった。Exposé とは違いアプリごとにウィンドウをまとめて表示してくれるようになるなど、いっそう便利になっている。

(↓Mission Control ですべてのウィンドウをまとめて表示)
Mission_control (画像クリックで拡大表示)

アプリごとにまとまっているウィンドウをばらけさせたり、ウィンドウのうちの一つをズームアップすることも可能である。
Mission_control2 Mission_control3 (画像クリックで拡大表示)

(なお、Mission Control の使い方についてこちらに少しばかり TIPS を集めてみた)



しかしながら、Lion にも一つのアプリのウィンドウだけをすべて表示する機能(システム環境設定内のトラックパッド設定では「アプリケーション Exposé」と呼ばれている)も存続している。一つのアプリケーションで多数のウィンドウを開いてしまい、そのひとつひとつを見比べたいような場合には、やはり「アプリケーション Exposé」が威力を発揮する。

「アプリケーション Exposé」は、Snow Leopard では F10 や Dock アイコン長押しで起動することができたが、Lion では起動方法も変更され、仕様も若干強化されている。

Lion でのアプリケーション Exposé の起動方法

(注意:Lion で実装された「フルスクリーン画面(ウィンドウ右上のマークをクリック)」上ではアプリケーション Exposé 自体が全く不可能であり、以下で述べる起動方法で起動しようとしても何も起こらない。しかし「Lion のフルスクリーン」ではなく、以前からある「単なるフルスクリーン状態」では起動可)

キーボードでの起動方法その1

「control + ↓」(もしくは「F10」。脚注1参照)。

キーボードでの起動方法その2

アップル純正キーボードなら「control + Exposé キー(脚注2)」でも起動できる。

マウスでの起動方法その1

Dock アイコン右クリックで「すべてのウィンドウを表示」を選択する。

マウスでの起動方法その2

Magic Mouse では「Dock アイコン上にポインターを合わせて一本指ダブルタップ(脚注3)」でも起動できる。二本指でも可。

マウスでの起動方法その3

Dock に「Mission Control」のアイコンが登録されているなら、そのアイコンを右クリックして「アプリケーションウィンドウを表示」を選択。

トラックパッドでの起動方法その1

Dock アイコン上にポインターを合わせて二本指ダブルタップ(脚注4)。

トラックパッドでの起動方法その2

システム環境設定の「トラックパッド」設定で「三本指による下スワイプでアプリケーション Exposé」をチェックすることでジェスチャーを割り当てることもできる。

Lion でのアプリケーション Exposé 強化点その1

起動はしているが現在アクティブではないアプリに対しても「アプリケーション Exposé」が行えるようになった。方法は以下のいずれかである。

  1. 現在アクティブではないアプリの Dock アイコンを右クリックして「すべてのウィンドウを表示」を選択。
  2. 現在アクティブではないアプリの Dock アイコン上にポインターを合わせて「二本指ダブルタップ(Magic Mouse では一本指ダブルタップ)(脚注5)」。
  3. (上記の「三本指による下スワイプでアプリケーション Exposé」が設定されている場合)現在アクティブではないアプリの Dock アイコン上にポインターを合わせて「三本指で下スワイプ」。

Lion でのアプリケーション Exposé 強化点その2

"Dock に登録しているが起動はしていないアプリ" に対しても行える。これを行うことによって、一部の対応アプリに限ってではあるが「最近開いたファイル」の一覧が表示されるのである(現状、サードパーティー製では LibreOffice や CotEditor が対応している)。

起動方法は「強化点その1」で述べたのとほぼ同じだが、Dock アイコン右クリックで起動する場合は、「最近使った項目を表示」を選択する。


これらの強化機能および「ウィンドウをアプリケーションアイコンにしまう」設定(システム環境設定の Dock セクションで設定)を活用すれば、Windows 7 のタスクバーっぽい使い方も可能となる。Window 7 のタスクバーのほうが好みという方は一度試してみてほしい。


※脚注

1.^場合によっては「F10」のままになっているようだ(システム環境設定の「Mission Control」で確認できる)。もっとも、アップル純正キーボードの F1 〜 F12 キーは、デフォルトでは fn キーと同時に押さなければファンクションキーとして機能しないので、実際は「fn + F10」である。但し、システム環境設定の「キーボード」で「F1、F2などすべてのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」をチェックしていれば F10 だけでよい(注意:もし Lion をアップグレードインストールしたのなら、Snow Leopard 時代にそのようにチェックしていた場合でも、アップグレード直後はチェックが外れているかもしれない)。

2.^「Exposé キー」とは、アップル純正キーボードの F3 キーのところにある。 デフォルトでは F3 キーを押せば「Exposé キー」として機能するが、システム環境設定の「キーボード」で「F1、F2などすべてのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」をチェックしている場合は fn キーと同時に押さなければならない(つまり、アプリケーション Exposé を起動するには fn + F3 + control の三つを同時押し)。

3.^ 4.^ 5.^ダブルタップはトラックパッドか Magic Mouse かを問わず、現時点 (OS X 10.7.0〜10.7.3) では何かの拍子に突然、できなくなることがある。どのような状況でそうなるのかは不明。今後のアップデートで改善されることを期待したい。(ダブルタップができなくなった時の対処法はこちら)

(2012年03月05日更新)

« Lionのフルスクリーン画面でDockを表示させる方法 | トップページ | Lionでダブルタップができなくなった時の一時的な対処法 »