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2011年4月25日 (月)

Mac Snow Leopard上でPerl CGIやPHPの動作確認

Perl CGI

Snow Leopard にはデフォルトでウェブサーバーソフト「apache」と Perl インタープリターがインストールされているので、ごく簡単な設定だけですぐに CGI の動作確認が行える。

  1. 前提条件として、確認したい CGI スクリプトの属性値が 755 に、スクリプトによって書き込まれるデータファイルの属性値が 666 になっている必要がある(スクリプトの説明書きを参照のこと)。ターミナル.app を使用して属性値を設定しておく。また、改行コードは LF、Perl へのパス(スクリプトの一行目)は「#!/usr/bin/perl」でなければならない。これらもテキストエディターなどを使って書き換えておく。
  2. 次に、そのスクリプトを「/ライブラリ/WebServer/CGI-Executables」フォルダにコピーする。(このフォルダーを表示させるには Dock の Finder アイコンをクリックし、メニューバーの「移動」から「コンピュータ」を選択、そこから起動ディスク(デフォルトでは Macintosh HD)→ライブラリ→ ... とたどってゆく)
  3. 次に、システム環境設定の「インターネットとワイヤレス」セクションの「共有」をクリック、「Web 共有」にチェックを入れる。チェックを入れた瞬間にウェブサーバーソフトがオンになる(Mac OS ではこのような場合、基本的に「OKボタン」などを押さない仕様になっている)。
  4. 最後に、ウェブブラウザのアドレス欄に「http://127.0.0.1/cgi-bin/スクリプト名」と打ち込む。うまく表示されたら成功。(2011年6月14日追記:CGI スクリプトを置くディレクトリは『CGI-Executables』だがアクセス時の URL は『cgi-bin』でなければならないので注意)

以上。

PHP

デフォルトではウェブサーバソフトの PHP モジュールが読み込まれない設定になっているため、まず PHP を有効にするための設定を行う。以下の作業は管理者権限のあるユーザーで行う。

  1. 「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダから「ターミナル.app」を起動する。
  2. 「cd /etc/apache2/」と打ち込んで return (enter) キーを押す。
  3. 「sudo nano httpd.conf」と打ち込んで return (enter) キーを押す。パスワードを求められるので打ち込んで return。
  4. ターミナル内部に nano というテキストエディターが表示される。そこで↓キーを連打してスクロールさせてゆくと「#LoadModule php5_module    libexec/apache2/libphp5.so」という行が見つかるので、行頭の「#」を削除する。
  5. 「Control + O」と打つと保存モードとなるので、return キーを押して保存する。
  6. 「Control + X」と打って nano を終了させる。
  7. 以上でウェブサーバーにおいて PHP が有効になる。
  8. 上記の Perl CGI で述べた方法で「Web 共有」を有効にする。
  9. 「/ライブラリ/WebServer/Documents」フォルダーに PHP スクリプトをコピーする。(Documentsフォルダー以下のサブフォルダー内でも可)
  10. 最後に、ウェブブラウザのアドレス欄に「http://127.0.0.1/スクリプト名」と打ち込む。うまく表示されたら成功。(サブフォルダー内の場合は「http://127.0.0.1/サブフォルダー名/スクリプト名」)

以上。


(2011年6月14日追記)
※注意:Web 共有はあくまでファイル共有の手段として実装されていると思われ、これを利用して Web サーバーを運用するのはセキュリティ上、問題が多いのではないかと推測される。上記の確認作業が終わったら、速やかに Web 共有をオフにするほうがよいだろう。

2011年4月 1日 (金)

Live CDからインストールしたopenSUSE 11.4の日本語環境

(関連項目:Live CDからインストールしたopenSUSE 12.1の日本語環境)


openSUSE 11.4 を光学ディスクからインストールする方法は二種類ある。そのうちの1つ、「インストールDVD」は、日本語に完全に対応しており、インストール後も即座に日本語環境が整う。

一方、「Live CD」のほうは、起動の際 F2 キーを押して「日本語」を選択しても、ほとんど日本語化されていない状態で表示されてしまう。そのまま引き続き installer でハードディスクにインストールした場合、インストール言語として日本語が選択できるものの、インストールが終わってみると、やはり日本語化されていない状態となる。

ところが、そこから一度でも「Online Update」を行うと、日本語化に必要なファイルが自動的にダウンロードされ、再起動の後、ちゃんと日本語が表示され、日本語で文字を打つこともできるようになる。

Online Update は、スタートメニューから「Yast」を起動(要 root バスワード)すればその中の「Software」セクションに見つかる。クリックして起動すると、更新すべきファイルがある場合は「Package listing」の部分に表示され、ない場合は白紙である。右下の「Apply」ボタンを押せば(更新ファイルとともに)日本語化ファイルのダウンロードが始まる。ただ、この際、どこにも「追加で日本語化ファイルをダウンロードしますよ」というような警告は出ないうえ、日本語化ファイルは数百メガバイトの容量があり、ダウンロードにはそれなりに時間がかかる。その点は注意。

なお、openSUSE には Gnome 版と KDE 版があるが、Gnome 版の場合、スタートメニューから「Control Center」を起動すると、その中の「System」セクションに「Software Update」というプログラムが存在する。似たような名前なので紛らわしいが、上記の「Online Update」とは違い、こちらのプログラムでは自動日本語化を行うことはできないので注意を要する。Software Update プログラムは Gnome に標準で添付されているもので、Fedora Gnome 版や Ubuntu にも同じものが添付されている。一方、Yast 内の Online Update は SUSE 独自のプログラムである。

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