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2007年11月 4日 (日)

LeopardのFinderのウインドウサイズ個別記憶に関するメモ

一般的に、Windows、Mac OS 9 以前、Mac OS X のいずれにおいても、アプリケーションのウィンドウは最後に閉じた時の位置とサイズが記憶される。だが、一部例外があり、OS X に付属している「QuickTime Player」および「プレビュー」は位置とサイズを全く記憶しない仕様になっている。更に、ファイルマネージャーソフトに関しては、Windows (XP以前) の エクスプローラー、Mac OS の Finder とも、開いたフォルダーごとに位置とサイズが記憶されというやや特殊な仕様になっている(もしもウェブブラウザが、開くウェブサイトごとにウィンドウの位置やサイズが異なる仕様だとしたら、非常に奇妙に感じるだろう。ところが、ファイルマネージャーではそれがほぼ当たり前なのである)。


Mac OS X 10.5 Leopard の Finder は、あるフォルダーを新規ウィンドウで開く場合(すなわち、デスクトップ上のエイリアスや Dock のスタックから開く場合、あるいはデスクトップ上に置かれているフォルダーを開く場合など)、原則として、そのフォルダーウィンドウが一番最後に表示された時の位置とサイズで表示される。フォルダーごとに個別に記憶されているのである(個別に記憶ができるという点では Windows XP の Explorer と同じである)。

但し、デスクトップ上のエイリアスや Dock からあるフォルダーを開いた後、上層へ、あるいは下層へフォルダーをたどることなく、最初に開いたフォルダーの内容を表示した状態でウインドウの位置やサイズを変更した場合にのみ記憶される。

あるフォルダーを開き、そこから上層へ、あるいは下層へフォルダーをたどっていった後にウインドウのサイズを変更した場合は全く記憶されない(この点は Windows XP の Explorer と異なる)。最初に開いたフォルダーのウインドウサイズも記憶されないし、たどっていった結果現在開いているフォルダーのウインドウサイズも記憶されない。

検証例:

  1. あらかじめ、デスクトップ上に「太陽系」という名前のフォルダーを作り、更にその中に「地球」というフォルダーを作っておく(Unix パスで言えば「Desktop/太陽系/地球」)。更に地球フォルダーへのエイリアス(Windows の「ショートカットアイコン」に相当)をデスクトップ上に作っておく。
  2. デスクトップ上の「太陽系」フォルダーアイコンをダブルクリックして開く。
  3. 太陽系フォルダーウィンドウの中にある「地球」フォルダーアイコンをダブルクリックして開く。
  4. 地球フォルダーウィンドウを、例えば極小サイズに縮める。
  5. 地球フォルダーウインドウを閉じる。
  6. 再びデスクトップ上の太陽系フォルダーを開く。ウインドウは小さくなっていないはず。デスクトップ上の「地球フォルダーへのエイリアス」をダブルクリックして地球フォルダーウィンドウを開いても、ウインドウは小さくなっていないはず。

(Windows XP の Expoler で同様のことを行った場合、ショートカットから開いたウインドウは極小サイズに表示される。但し、通常サイズの別のウインドウからたどっていって再び当該フォルダーを表示させればその時点でそのサイズが記憶されるため、閉じてもう一度ショートカットから開けば通常サイズに戻っている)

しかしながら、ウインドウがツールバー非表示モードになっている場合(および Finder の環境設定で「フォルダを常に新規ウインドウをして開く」ように設定されている場合)は、開いたウインドウごとにサイズが記憶される。


(2013/11/07追記)

Snow Leopard 以降は上記の仕様は変更されている。Snow Leopard 〜 現在 (Mavericks) においては Windows XP とほぼ同様となっている。但し、カラム表示の場合のみ Leopard と同じである。

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